オリコン:2010年シーズン最終節結果

はじめに
 2011年シーズンにつきましてオリコンから8日に発表があり、年末年始に例年組まれております合併週(2週間分の売上による週間チャート)が行われない事となりました。従いまして第3節が12月27日~翌年1月2日まで、第4節が1月3日から9日までとなり、来シーズンは全52節で行われる事になりました。なお、第3節の週間ランキング発表につきましては集計の都合上、木曜日(6日)頃の更新となりますのであらかじめご承知置きください。

第51節結果(チャンスはあったと思われるがそれを手に入れられるかは実力次第?)

1位 AKB48(6連勝)
推定差 9千枚(1.41%)
 スタートで47.1万枚を記録し第一目標である年間ベスト10入りをあっさり達成。あとはここからどこまで売上が伸ばせるかに注目が集まったが、その後は予想以上に伸び悩むこととなってしまい初動は59.7万枚と60万枚にすら及ばなかった。選抜メンバーの問題もあるが、ここまで売上を牽引してきた握手会が応募制になった事も要因として挙げられそうだ。なお、前作の数字が数字だっただけに仕方の無い部分はあるが、キングレコード移籍後前作から初動を落としたのはこれが初めてとなる。

2位 Girls Dead Monster starring marina
推定差 1千枚(4.37%)
3位 Girls Dead Monster starring LiSA
 アニメ終了から半年経ってのリリースだっただけに、前作までのような中盤での急激な上昇は無かったものの、3.5万枚なら上出来と言える結果。わずか5枚差で始まった両者は途中、デイリーチャートで順位が入れ替わる場面もあったが、結局スタート順で週間ランキングも決着する事となった。

4位 木村カエラ(連勝ならず)
 産休後初戦となるシングルだったが、スタートから5番手と苦戦する展開に。すぐに順位を取り戻したもののペースは一向に上がらず、順位的には2週目のKinki kidsを何とか追い越し4位。売上は1.5万枚と、前作首位を獲得した時から1/3以下になると言う厳しい結果となってしまった。

7位 超新星
 スタートから木村カエラを先行する展開に持ち込み大きく売上を伸ばしてくるものと思われたが、その木村カエラのペースが低かった事もあり、こちらは普通に前作並みの数字で4番手スタートになっていたようだ。結果は前作並み(微増)の1.3万枚で、ここ最近の流れからするとやや物足りない結果か。

8位 TUBE
 6年ぶりの冬季リリースとなったが、順位では最後に超新星のイベント分だけ抜かれてしまったような感じとなった。売上は1.2万枚でややマイナス。とは言え不慣れな環境の中なだけに健闘した部類と言える。

9位 サーターアンダギー
 スタートは11位と大きく出遅れたものの、その後は粘り、イベント分で一気にトップ10圏内へと突入してきた。しかし今週はここで1万枚を割り、自身としても前作から半減近い下げ幅となっているだけに、次回以降の上位進出は難しいだろう。


その他
17位 恵比寿マスカッツ
18位 ピコ
 両者とも前作並みの数字を残しているが共に前作比微減となった。恵比寿マスカッツは木曜付デイリーで2位に浮上したが、その後は伸び悩んだ。ピコはアニメタイアップでパッケージ数増だったものの売上を伸ばせず。今後に不安を残す結果となった。


月曜付けデイリーチェック
 この月曜付けから2011年シーズンとしてのカウントとなる。首位は引き続きAKB48。伸びが少ないのもあり今週は2万枚そこそこぐらいの数字となるか。2位はコブクロ、3位はGirls Dead Monster starring LiSAとなったが、3位の数字が千枚を割っており、旧譜は苦しい展開となるだろう。


第1節(2011年シーズン開幕戦)展望
 Hey!Say!JUMPが新シーズンの開幕戦に登場。第2節以降は新譜が相当手薄な状態になるだけに、年末の売上ペースを占う意味でも重要な初日となる。前作はアルバムチャート送りとなり、堂本光一に土を付ける大金星を挙げたSuperflyはここでもジャニーズ勢に挑むこととなる。the GazettEVAMPSが上位争いとなりそうだが、後者はリカットシングルで苦戦は免れないか。劇場版「仮面ライダー」から大黒摩季と吉川晃司のユニット、DaiKichi~大吉~も、先日の大黒摩季の推移を見る限りでは侮れない存在となるだろう。


来週以降のリリース情報はこちらから
http://blogs.yahoo.co.jp/amano_redstar/64229862.html