オリコン:2011年シーズン第2節結果

第2節結果(早くもワースト記録登場。合併週の無い来週以降どうなってしまうのか?)

1位 URATA NAOYA feat.ayumi hamasaki
 プロデュースした浜崎あゆみはアルバムをリリースしており、今週シングル・アルバム両部門を制した形になった。スタートの数字こそまずまずだったがその後は大きくペースダウン。結局初動は4.0万枚に留まり、AAAの前作を下回る結果となってしまった。

5位 小野大輔
 先週の神谷浩史に続き今週も男性声優が上位にランクインした。本人名義初のアニメタイアップもあり4番手スタートから他の新譜を逆転。初のトップ10入りでいきなり5位に食い込んできた。売上は1.0万枚で、今後上積みがあれば上位に定着できそうな数字である。

6位 THE RICECOOKERS
 アレンジシングルでありながらオリジナル盤を上回る1.0万枚を記録したのは、それだけのインパクトがあったと言う証拠だろう。小野大輔を再逆転するまでには至らなかったが、こちらもデビューしたてと言う事もあり今後に注目が集まりそうだ。

7位 GIRL NEXT DOOR
 映画公開となった木曜日と日曜日にイベントを行い、その効果で何とか前作同等の売上まで引き伸ばすことは出来た。ただ木曜日に行われる日本レコード大賞倖田來未を差し置いて出演する事を考えると、この結果では受賞に疑問符が付くのも当然だろう。

9位 ZE:A
 初日2番手スタートだったものの、その後は伸びを欠く形になってしまい週間では9位まで順位を落とす結果となってしまった。広まりを見せるK-POP勢ではあるが、その源流である東方神起が2人だけとは言え復活する。果たしてファンの行方はどうなるのか?


その他
2位 Hey!Say!JUMP
8位 AKB48
10位 嵐
17位 angela
 Hey!Say!JUMPの売上は16,000枚にも届かず、週間2位としての歴代最低売上枚数記録を更新する事となった(以前の記録は07年にCHAGE&ASKA「Man and Woman」が記録した17,783枚)。レベルの低さもあり、8位に「ヘビーローテーション」(先週20位)、10位に「果てない空」(先週18位)がトップ10に復活。angelaは前作並みの数字で前作からは10ランク初登場順位を上げた。


月曜付けデイリーチェック
 首位は引き続きAKB48チャンスの順番AKB48は5位に「ヘビーローテーション」、8位に「Biginner」と3作品がデイリートップ10している。2位はHey!Say!JUMP、3位はコブクロとなっているが、トップで1,200枚台と非常に低い数字となっている。


第3節展望
 例年なら合併週にあたる第3節であるが、今シーズンは1週ずつのランキングとなる。しかし上位に進出できそうな新譜が不在であり、レコード大賞や紅白の効果がランキングを左右する展開となりそうだ。このままだと首位獲得の売上枚数が1万枚を割る可能性が高く、前代未聞の数字が並ぶ週間ランキングとなりそうだ。