オリコン:2011年シーズン第5節結果

第5節結果(バンドだらけの新譜争い。逃げ切りか、逆転か?)

1位 RADWIMPS
推定差 1千枚(0.94%)
 2ヶ月連続リリースの前半、さらに3月にアルバムを控えているだけにペースダウンが心配されたところだったが、抽選で4月から始まるライブツアーの先行予約受付を特典とした効果もあって、スタートからのハイペースを維持し9.0万枚と自己最高初動をマークしての2勝目となった。来月は(3月のアルバムも)EXILEが相手なだけに首位獲得は難しいが、この売上をどこまで維持できるかが課題となるだろう。

3位 SuG
 こちらも3月(RADWIMPSEXILEと同じ日)にアルバムを控えている中ではあったが、好スタートを見せ新譜2番手争いをそのまま逃げ切る形となった。売上も1.3万枚まで伸ばしアルバムに向け良い形で望めそうだ。

4位 湘南乃風
 SuGとの争いでは補正の見込める相手に先行を許す苦しい展開となり、デイリーの見た目上は追い上げを見せたものの逆転するまでには至らなかった。売上も1.2万枚と前作から落としており、この数字だと相手が揃った時に苦しくなりそうだ。

7位 NICO Touches the Walls
 アニメタイアップもあり初日4位と好発進を見せ初の週間トップ10入りを成し遂げた。しかし中盤以降は伸び悩み売上は0.7万枚でしかないため、次回もトップ10入りするためには上積みは不可欠と言える。順位的には今週も4曲がトップ10入りしたAKB48に挟まれる形となった。


その他
16位 plenty
 初シングルが初日7位スタートだったplentyはアルバムの初動枚数には至らず週間では17位。ただレベルが低い中での結果なだけに順位維持のためには上積みが欲しいところだ。


月曜付けデイリーチェック
 首位は引き続きRADWIMPS。特典効果が切れるだけに失速の可能性はあるものの、1万枚の前半ぐらいは今週も出る見込み。2位は植村花菜、3位はAKB48ヘビーローテーション」が続いているが1万枚を割るペースのようだ。なお、4位のAKB48「Beginner」の累積が99.5万枚まで達しており、今週中にもミリオン達成となる可能性がある。


第6節展望
 ソロ楽曲で3連勝中の山下智久が登場する。実績的には抜けているが来週アルバムを控えているだけに本調子とは行かないだろう。ゆずとフレンチ・キスによる2位争いは勢いの差から後者が離す展開も予想されるが、前作はデビューシングルだっただけにご祝儀分が抜ける可能性もある。前回初のトップ10落ちとなった「けいおん!!」勢は今回サブキャラ3人が登場。今度は3人揃ってトップ10確保となるか。


来週以降のリリース情報はこちらから
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