オリコン:2011年シーズン第9節の見どころ

お知らせ
 6日に行われましたBillboard JAPAN Music Awards 2010に当日入場で行ってきました。レポートはこちらからご覧ください
http://blogs.yahoo.co.jp/amano_redstar/64450797.html
http://blogs.yahoo.co.jp/amano_redstar/64454172.html


第9節の見どころ(女性同士の順位争いに注目。生き残るのは誰か)
順位は火曜付けデイリーチャート

1位 EXILE(前作2位・17.7万枚) 
 来月発売のアルバムからの先行シングル。「CHINTAI」CMソング。上記にある6日に行われたBillboard JAPAN Music Awards 2010において2年連続のArtist of the Yearを獲得し弾みが付くところではあるが、ここはアルバムを見据えての展開なだけに前作と比べるとやはりスタートの数字は高くない。もちろんここは数字が出るに越したことはないが、あまり大きく数字を落としたくないところだろう。
推定初動枚数:12.2万枚(首位獲得に支障は無いが、11万枚台までには抑えておきたい)

2位 RADWIMPS(前作1位・9.0万枚)
 こらちも来月発売のアルバムからの先行シングル。しかも今回同様、EXILEとはアルバムの発売日も同じである。前作は特典効果もありアルバムリリースが見える中だったものの大きく売上を伸ばしたが、今回はさすがに先月と比べると低い出だしとなっている。こちらも下落幅を抑えて来月のアルバムに備えたいところだ。
推定初動枚数:7.2万枚(昨年の2枚同時リリースよりは高い水準となっている)

3位 西野カナ(前作3位・4.1万枚)
 「ジュケムリー」CMソング等カップリングを含め3曲で4つのタイアップを含んでいる。ただそれでも前作のドラマタイアップと比べると劣っており、前作よりもスタートの数字は低くなってしまっている。伸びと言う点でも不安が残り、今日のベスト3はそれぞれ伸び悩んでしまいそうだ。
推定初動枚数:3.6万枚(前々作「if」ぐらいの水準となりそうか)

4位 黒夢(前作2位・10.0万枚)
 99年に活動を休止し、09年に解散したが、今年に入り活動再開を発表しての初戦。実にシングルリリースは13年ぶりとなる。活動再開発表直後の先月30日に新宿で行われたゲリラライブは1分で強制終了となるなど未だに人気は高いだけに、今週の順位争いのカギを握る存在となりそうだ。

5位 SCANDAL(前作3位・2.8万枚)
 アニメ「STAR DRIVER 輝きのタクト」後期エンディング曲。前作は4種リリースで大きく売り上げを伸ばす形となったが、今回は1種リリースでそれをどれだけ維持する事が出来るかの展開となりそうだ。なおタイアップ効果に関しては、前期の頃から比較すればそれなりに期待できるレベルになっている。

6位 スマイレージ(前作5位・1.8万枚)
 昨年の日本レコード大賞では大方の予想を覆し最優秀新人賞を獲得したが、その勢いに乗じようと今回は5種と更にパッケージ数を増やして望んできた。ここは確実に結果が欲しいだけに失敗は許されないところである。

7位 765PRO ALLSTARS
8位 竜宮小町秋月律子若林直美
 今月24日発売予定のゲーム「THE IDOLM@STER2」のキャラクターソング。このゲームは昨年9月の製作者発表の内容を巡って一部ファンが暴動寸前になる事態が発生し人気の低下が危ぶまれていたが、スタートの順位を見る限りではその影響は少なく済んだようである。ただし以前の傾向だと明日以降急落する可能性が高く、週間トップ10入りまでは厳しそうだ。

9位 柴咲コウ(前作15位・6,100枚)
 ドラマ「LADY~最後の犯罪プロファイル~」主題歌。今回は連続ドラマの主題歌と言う事もあり、前作以上の出足となっているようだ。ただここ最近の実績を考えるとトップ10入りには更に上積みが求められるだけに、ドラマ放送のある金曜日までをどう繋げるかがポイントとなりそうだ。


来週以降のリリース情報はこちらから
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