オリコン:2011年シーズン第12節結果

第12節結果(一過性では真の実力とは言えない。果たして真意は?)

1位 赤西仁
推定差 3千枚(1.66%)
 ソロデビューに加えアメリカ進出を打ち出したものの冷めた声も多く聞かれた中迎えた初戦。いきなり初日に16.1万枚と大きな数字を叩き出したが、これはコンサート先行販売分を含めた数字(しかもポストカード15種ランダム封入)だった事もあり、発売日以降は急落。挙句日曜付けにはデイリー首位を奪われると言う急転直下の展開に。初動売上も21.7万枚と、初日の数字から見れば物足りない数字であるとも言える。元所属のKAT-TUNも今年初戦で大きく数字を落としており、共倒れの危険性も見え隠れする結果となった。

2位 ノースリーブス
 こちらも初日から早くも前作初動を上回るハイペースでの立ち上がりとなったが、やはりその分伸びを欠く展開となってしまった。とは言え8.2万枚は前作から2.5倍以上と言う大幅な売上アップとなり、この数字なら相手関係次第で首位獲得のチャンスも十分に伺えるだろう。

4位 アイドリング!!!
 今までは中盤以降あまり伸びない傾向があったものの、今回は木曜付けで大きい数字を出し粘りを見せた。週末に息切れして三つ巴の3位争いを嵐に逆転されてしまったものの、売上は前作を上回る4.3万枚を記録。スタートの数字から考えれば健闘した部類だろう。

5位 ポルノグラフィティ
 結局水曜付けにデイリー3位が一度だけと、今週はアイドル勢の上位争いの影に隠れる結果となってしまった。ただそれ程差の無い推移を見せていたようで、売上は4.2万枚と前作を上回る数字となった。ただドラマ主題歌で2種とパッケージを増やしてのこの数字は、やはり物足りないと言わざるを得ないだろう(ちなみに先週放送のドラマはここまでの最高視聴率12.3%を記録している)。

7位 Berryz工房
 日曜付けデイリーではメンバー嗣永桃子の誕生日と言う事もあり、赤西仁のデイリー完勝を阻止する首位獲得劇であっと言わせたが、売上は前作比減となる2.2万枚。ただタイアップが抜けた事を考慮するとまずまずと言ったところか。

9位 松原剛志(Project.R)
 昨年の「ゴセイジャー」に続き、2年連続でスーパー戦隊シリーズの主題歌がトップ10入りを果たす事となった。デイリーでも大きく順位を落とす事無く日曜付けできっちり伸びた。売上は「ゴセイジャー」を上回る1.2万枚と、来年以降も警戒が必要となりそうだ。

10位 ザ・クロマニヨンズ
 スタートは7位からだったものの、今回は中盤以降伸び悩み、ねごとやグッキーに追い上げられる展開となってしまった。何とかトップ10は守りきったものの1.0万枚と売上は前作のアルバム先行シングルからダウン。先行きに不安を残す結果となった。


その他
15位 北乃きい
 初日9位スタートだったものの、その後は伸び悩みトップ10争いからは早々と脱落してしまった。売上も0.7万枚まで落としており、建て直しが急務だろう。


月曜付けデイリーチェック
 首位は再び赤西仁。初動は20万枚を超したものの、今週は1万枚の良くて中盤ぐらいまでと言ったとkろか。差の無い2位にノースリーブス、3位に嵐が付けており、こちらも1万枚を超えるペースが見込めるところか。


第13節展望
 今シーズン最初の四半期末となるこの週に注目カードが組まれた。前作初動10万枚を超え、今回初の首位獲得を狙うSKE48に、ジャニー喜多川の秘蔵っ子である中山優馬率いるNYCとの直接対決が実現。前作実績では前者に分があるものの、AKB48SMAPが直接対決した時のような“見えざる力”が働く可能性も否定できず予測は難しい。SKE48が初日圧倒できればそのまま決まりそうだが、果たしてどうなるか。
 順位争いは倉木麻衣、Superfly、ももいろクローバーが上位進出を狙うところだが、昨年思わぬ大活躍を見せた「プリキュア」シリーズ最新作の主題歌も登場。今年も“ありえない”波乱を起こせるのか?


来週以降のリリース情報はこちらから
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