オリコン:2011年シーズン第18節結果

第18節結果(伸び悩む首位に対し元気の良い女性声優陣。混戦となった5位以下の争いは?)

1位 B'z(44連勝)
推定差 7千枚(5.53%)
 震災の影響により2週間発売が先送りとなり1年半ぶりとなったシングル。しかしスタートから前作を下回るスタートとなってしまい、中盤以降も伸びを欠く展開に。結局連勝は伸ばせたものの13.0万枚と、21世紀に入ってからの自身最低の初動枚数となってしまった。6月にもシングルリリースがある事が既に発表されており、その影響もあるかもしれない。

2位 水樹奈々SCARLET KNIGHT
推定差 2千枚(4.75%)
3位 水樹奈々POP MASTER
 スタートでは前作を若干下回るぐらいだったものの、2枚同時リリースで共に2曲入り\777と安くしたことにより、中盤以降は前作以上の伸びを見せ、5.5万枚と5.2万枚で共に前作の数字を上回る結果となった。2枚同時リリースで共に前作を上回るケースは非常に珍しいが、値段設定とタイアップでこれを実現した結果となった。

5位 豊崎愛生
 前作は相手が揃った週だったために順位が伴わなかったが、今回は逆に相手に恵まれる形になり初日5位と好発進。終盤はマキシマム ザ ホルモンに迫られたものの、序盤のリードを守りきり初のトップ10入りを果たした。ただ売り上げは1.2万枚と前作並み。常にトップ10入りするには更なる上積みが求められるだろう。

8位 徳永英明
 スタートは10位と高くなかったものの、中盤以降押し上げ週間では8位まで順位を上げた。ドラマタイアップの前作からは大きく数字を落とすかと思われたが、1.0万枚と大きな下げ幅にはならなかった。

9位 大国男児
 初日は豊崎愛生に次ぐ6位からのスタートだったが、金曜・土曜に順位を落としたのが影響し徳永英明との8位争いを落とす事となった。売り上げもここまでのK-POP勢と比べると低く、震災の影響でアピールの場が少なくなった事もその一因となったかもしれない。

10位 The Birthday
 初日は7位からのスタートとなったが、11位との差が日増しに大きくなり、トップ10入りと言う点では楽な展開となった。ただ売り上げは0.9万枚で前作並と、2枚同時リリースからの大きな上昇とはならなかった。


その他
13位 ストレイテナー
15位 GIRL NEXT DOOR
 8位からのスタートだったストレイテナーは前作ほどの伸びを見せられずトップ10争いに付いていく事が出来なかった。タイトル変更、2度の発売延期、アルバム先行と三重苦となったGIRL NEXT DOORは15位と初めてトップ10入りを逃した。


月曜付けデイリーチェック
 首位は引き続きB'z。初動は大きく数字を落としたものの、今週も2万枚近くを売り上げそうな初日の数字となっている。2位と3位は入れ替わり2位がKARA、3位が水樹奈々SCARLET KNIGHT」となっている。水樹奈々が1万枚に届くかどうかと言ったところか。


第19節展望
 3ヶ月連続リリースの第1弾となる関ジャニ∞が登場。セールス的には連続リリースの影響で苦戦するかもしれないが、それでもここは他を圧倒するだろう。Perfumeが震災の影響で回避した事もあり上位争いはやや新譜の頭数が少ない印象。SCANDAL、FTIslandと、4週間延期してここに転戦してきた持田香織が順位争いを繰り広げそうだ。


来週以降のリリース情報はこちらから
http://blogs.yahoo.co.jp/amano_redstar/64600060.html