第20節の見どころ（勝ちに来たつもりが思わぬ伏兵が出現。対する日本勢は形無しか？）
順位は火曜付けデイリーチャート
１位 チャン・グンソク（日本デビューシングル）震災の影響により3/23からエントリー変更
カップリングに自身も出演している「ソウルマッコリ」CMソングを収録。日本でも放送されたドラマ「美男＜イケメン＞ですね」に出演している韓国の人気俳優。先日リリースされたEvery Little ThingのPVにも登場し売り上げを押し上げる結果となったが、何と日本デビューシングルが初日トップスタートとなった。明日以降の急落が無ければ、デビュー戦でいきなりの首位獲得も見えてくるだろう。
２位 少女時代（前作２位・6.6万枚）4/13からエントリー変更
当初の予定から２週間延期して望んだ一戦だが、B'zの転戦と板野友美の回避、更に“震災の影響による延期”と記されていない事から、首位獲得のために発売をずらしたとも見られかねないだけに結果が求められるところ。しかし初日は同じく延期してきたチャン・グンソクに先行を許すと言う思わぬ展開になった。首位争いは相手のペース次第だが、初日の数字は前作以上で依然として勢いは衰えていないようだ。
推定初動枚数：9.2万枚（相手がこれ以上のペースであれば仕方なしか）
３位 コブクロ（前作３位・5.9万枚）
来月７日公開の映画「岳－ガク－」主題歌。タイアップ効果が今週は得られない上にパッケージが１種に戻っており、その影響で前作から比べても低いスタートとなってしまっている。板野友美の回避で一時は首位候補となっていたものの、転戦してきた韓国勢に圧倒されると言う形になってしまった。
推定初動枚数：4.7万枚（週間３位は間違えないだろうが、苦しい展開になりそうだ）
４位 BREAKERZ（前作４位・1.6万枚）震災の影響により4/6からエントリー変更
アニメ「名探偵コナン」エンディング曲と「カードファイト！！ヴァンガード」イメージソングを収録。延期の影響が心配されたものの、４位からのスタートはメンバーを見れば好発進と言える。ただ関ジャニ∞のペースを考えると、週間の４位までは厳しいか。
５位 UNICORN（前作７位・2.3万枚）
カップリングに今週末公開の「これでいいのだ！！ 映画★赤塚不二夫」主題歌を収録。来月アルバムを控えており、その分前作実績で劣るBREAKERZに先行を許す展開にはなっている。タイアップ効果でそのマイナス分をどこまで補えるか。
６位 スマイレージ（前作５位・2.0万枚）
「ピラメキーノ」エンディング曲。とりあえず関ジャニ∞を上回るスタートと言う事を考えると、前作並みの数字は計算できそうな展開にはなりつつある。週の半ばをどう乗り切るかがカギとなるだろう。
８位 中島美嘉（前作10位・1.7万枚）
29日公開の映画「八日目の蝉」主題歌。「耳管開放症」からの復帰初戦となるが、今回は１種リリースとパッケージが減っておりその影響が懸念されるところ。
９位 VALSHE（初のシングルリリース：アルバム12位・9,200枚）震災の影響により4/13からエントリー変更
ニコニコ動画では「バルシェ」名義で活動する人気ボーカルによるシングル。売り上げ枚数は中島美嘉との差次第だが、旧譜は関ジャニ∞以外それ程高くないため展開次第ではトップ10入りの可能性もあるだろう。
10位 本間芽衣子（茅野愛衣），安城鳴子（戸松遥），鶴見知利子（早見沙織）
アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」エンディング曲。2001年にZONEがリリースした曲をこのアニメに登場する３人でカバーした楽曲となっている。
お知らせ
併載しているGreen Hill Music Chartとの共同開催で今期上半期表彰となります「Green Hill Music Camp 2011」の開催要項を近日発表いたします。今年は新たな企画を用意し上半期のJ-POPシーンを振り返る予定となっておりますので、発表を楽しみにしていただければと思います。
