オリコン:2011年シーズン第24節結果

第24節結果(この結果は、人々の記憶にどう残っていくのか?)

1位 AKB48(8連勝)
推定差 3.3万枚(2.57%)
 初日にいきなり前作初動並みの数字を記録し、あとはMr.Childrenの「名もなき詩」が持っている歴代最高初動記録(120.8万)を上回れるかに注目が集まったが、それも土曜付けの時点で更新。最終的には133.4万枚まで数字を伸ばし、従来記録を1割以上、前作からは4割以上の大幅な売り上げ増でその名を歴史に残すこととなった。
 なおこのシングルに添付されている総選挙の投票券は8日まで有効となっており、来週の中ごろまでは駆け込み需要の可能性もある。もしそれが高く付けば、来週とある記録を止める展開にもなるのだが…

2位 チーム・アミューズ!!
推定差 1.7万枚(9.61%)
 AKB48の記録があまりにも高すぎて目立たなかった感があるが(元々チャリティーソングなのであえてAKB48と同日リリースにして、目立たなくさせた可能性もあり)、こちらも初日から順調に売り上げを伸ばし最終的には19.0万枚まで数字を伸ばす結果となった(補正が高すぎるのは事務所の影響?)。これ以外にもチャリティーシングルをリリースする予定のところもあるが、この記録を上回るのは難しそうだ。

3位 薫と友樹、たまにムック。
 初日9位スタートから徐々に順位を上げ木曜付けで3位まで浮上。週末には猛烈な加速を見せ週間ランキングでは並み居る強豪をごぼう抜きし、4位以下を突き放す結果となった。ドラマの視聴率も裏の「JIN-仁-」に引けを取らない数字を出しているだけに、しばらく上位に踏みとどまる可能性もありそうだ。

4位 TOKIO
 3位からのスタートとスタート位置は悪くなかったが、中盤以降もペースを上げる事が出来ず結局想定どおりの2.5万枚と、前作から売り上げを落とす結果となった。順位的にも思わぬ伏兵にベスト3入りを阻まれ、後ろからも迫られると言う苦しい展開になってしまった。

5位 the GazettE
 スタートは6位と出遅れ気味だったが、その後は高い補正係数もあり遅れを取り戻しTOKIOに迫ったが、パッケージ数減もあって2.4万枚と、前作から1/3近い減少と今回は苦しい結果となった。

6位 ℃-ute
 4位からのスタートだったものの中盤以降は伸びを欠く展開となってしまい、売り上げのペースも伸び悩んだ。結局1.8万枚と2万枚を割る結果となってしまい、次は立て直しを図りたいところだろう。

7位 倉木麻衣
 こちらも5位からのスタートだったものの℃-ute同様伸びを欠く展開となってしまった。売り上げも1.6万枚で2作連続2万枚を割る結果に。今年に入り苦しい結果が続いてしまった。

8位 黒夢
 7位からのスタートとなったが、ペースの悪い前を追うことが出来ず順位を上げる事が出来なかった。売り上げも1.5万枚で前作からダウン。これ以上の売り上げ減は防ぎたいところだ。

9位 堀江由衣
 初日8位と、週間トップ10入りが確約できないところからのスタートとなったが、何とか上位に踏みとどまり前作並みの1.4万枚を維持。順位的にはPerfumeとの10位争いを逃げ切る結果となった。


その他
14位 玉木宏
 avexからユニバーサルへと移籍した玉木宏はアルバム先行ながら前作から売り上げを伸ばし14位。久々となったが心機一転、アルバムの結果も期待されるところだ。


月曜付けデイリーチェック
 首位は引き続きAKB48。月曜付けながら2.2万枚と未だ高い水準を維持している。上記で触れたように思わぬ上昇もありえるだけに2週目も10万枚以上の数字が出る可能性がある。2位のチーム・アミューズ!!は3万枚以上のペース。3位の薫と友樹、たまにムック。も2万枚の後半ぐらいまで可能性があり、いずれもが上位に踏みとどまりそうである。


第25節展望
 現在44連勝中のB'zであるが、前作は13.0万枚と今世紀に入ってからの最低初動と大きく伸び悩んだ。もし今回も伸び悩む事があれば、2週目のAKB48に敗れる可能性が示唆されているだけに油断は出来ないところだ。YUIはこの両者に阻まれどうがんばっても週間3位が限度か。上位争いは発売延期となっていた水森かおりと、久々となるthe HIATUS、これにドラマ主題歌のJUJUも加われるか?


来週以降のリリース状況はこちらから
http://blogs.yahoo.co.jp/amano_redstar/64776786.html