オリコン:2011年シーズン第28節の見どころ

第28節の見どころ(やはり1番人気は一味違う。中盤は混戦必至か?)
順位は火曜付けデイリーチャート

1位 前田敦子(初のソロシングル)3種
 本人主演の映画「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」挿入歌(6月4日公開)。現役のAKB48メンバーからは板野友美に次いで2人目のソロデビューとなるが、先日の総選挙でも最多得票となっており、比較の意味でも注目を集めたが、発売日前にして10万枚を超えるセールスを記録することとなった。これで総選挙の得票数を上回る事は間違えなく、20万枚近い数字が出る可能性も見えてくる結果となった。

2位 SHINee(日本では初のシングルリリース)2種
 韓国の男性5人組ユニット。本国では2008年にデビュー。本来は3月に日本デビューの予定だったが、震災の影響もあり先送りになっていた。SMエンターテインメントに所属しており、同じ事務所の先輩である『東方神起の弟分』とも称されている。ここ数週K-POP勢のリリースが続いているが、初日5.0万枚はその中でもずば抜けて高い。明日以降の下落を小さくすれば、初動10万枚も見えてきそうだ。

3位 AAA(前作4位・2.7万枚)
 イトーヨーカドー「ボディクーラー、ホワイトビズ」CMソング。前作は大幅に数字を落とす結果となっており、ここでの巻き返しが今後に影響しそうだが、初日2.0万枚とまずまずのスタートとなった。明日以降の急落を防ぎ、前々作以前の水準に戻しておきたいところだろう。
推定初動枚数:4.3万枚(前作だけがちょっとおかしかったか。本来の数字に近い水準と言える)

4位 T.M.Revolution(前作4位・4.1万枚)3種→2種
 ゲーム「戦国BASARAクロニクルヒーローズ」主題歌(7月21日発売)と、「戦国BASARA 劇場版」オープニング、エンディング曲を収録(6月4日公開)。パッケージ数が減っているのと、時期的にタイアップ効果があまり期待できないところを考えると、前作から比べ苦戦する可能性が高い。「戦国BASARA」の人気の高さでカバーできるか。

5位 DIR EN GREY(前作6位・2.6万枚)
 上位を見る限りではこのスタート位置は妥当なところだろう。ペースが読みにくいとことだが、前作以下の推移となると、週間では「マル・モリ」との順位争いとなる可能性がある。

6位 GReeeeN(前々作2位・6.3万枚)
 前々作「遥か」からはおよそ2年ぶりのシングルリリースとなる(前作はゲームとの企画モノ)。表題曲がテレビ東京系「JAPAN COUNTDOWN」エンディング曲。カップリングがアサヒビール「一番麦」CMソング。タイアップの違いがあるとは言え、以前の推移から比べれば物足りない位置である事は間違えない。来月20日にもシングルリリースを控えており、その影響も出ている可能性もある。

7位 新選組リアン(前作10位・1.4万枚)
 前作から10ヶ月ぶりのシングルリリース。今回は初めてノンタイアップでのリリースとなっており、真価が問われるところだろう。アルバム先行だった前作の数字が基準となりそうだ。

8位 ねごと(前作11位・9,400枚)
 日本テレビ系「ハッピーMusic」エンディング曲。来月13日にアルバムを控えている中でのリリースで、デビューシングルだった前作からどれだけ下落を防げるかと言った展開となるか。週間でのトップ10入りは、それ次第となるだろう。


来週以降のリリース状況はこちらから
http://blogs.yahoo.co.jp/amano_redstar/64776786.html