上半期表彰:Green Hill Music Trial 2011

 2011年シーズンの上半期表彰となります「Green Hill Music Camp 2011」。今日は今年から新設された「Green Hill Music Trial 2011」の選出アーティストの発表を致したいと思います。

選出規定
・ Green Hill Music Camp 2011の選出基準に順ずるアーティストから男女別に各5組、計10組を選出する。
・ 過去に年間表彰(現:Grand Prix)、上半期表彰(現:Music Camp)に選出されたアーティストは選考の対象外とする(来年以降は過去にMusic Campに選出されたアーティストも選考の対象外となる)。また、企画モノのアーティスト、国外のアーティスト、ならびにグループ内からの派生ユニットに関しても選考から除外する。

 と言う事で主に“選びきれていない”アーティストを中心に、登竜門的な役割を果たせればと思いましたが、ベテラン勢の台頭もあり、かなり幅の利いた(それはそれで面白い)選出アーティストとなりました。

 それでは、Green Hill Music Trial 2011。選出アーティストの発表です。

シングル売上部門
白:マキシマム ザ ホルモン
紅:ClariS
 メンバーの度重なる病気や出産を乗り越え、2年8ヶ月ぶりにリリースした新曲が初のオリコン1位を獲得したマキシマム ザ ホルモンが白組から選出。一方紅組は今年1月期の話題を独占したアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」の主題歌を歌った女子中学生デュオ、ClariSが選出された。


着信部門
白:Rake
紅:JAMOSA
 白組は宮城県仙台市出身、大震災2日前にリリースされた楽曲が話題となり着信部門で上位ランクされたRakeが選出。一方紅組選出のJAMOSAはドラマ主題歌としても話題に。その後も別の楽曲で、このドラマで主演だった香里奈出演のCMソングにも使われより印象付ける形となった。


アルバム売上部門
白:小田和正
紅:松任谷由実
 なんとここには大ベテラン2人が名を連ねる事となった。小田和正は63歳にして今年5大ドームを含むツアーを慣行中。一方57歳松任谷由実も半年以上、全73公演(自身2番目の多さ)に及ぶツアーの真っ只中。共に長く日本の音楽界を牽引してきた存在と言えるだろう。


Billboard JAPAN部門
白:選出なし
紅:植村花菜
 白組からは選出候補が規定順位内にいなかったためここからの選出は無し。紅組からは昨年からいろいろな意味で話題となった植村花菜が選出された。


格付け部門
白:ゆず
白:w-inds.
紅:ももいろクローバー
 白組からは今までジャニーズの高い壁に阻まれてきた2組が選出。いずれも人気(後者はアジアを含め)が高くもう少し目立ってもいいぐらいである。紅組からは群雄割拠の女性アイドルグループからももいろクローバーZが選出された。流浪のアイドルグループから体制が安定し、更なる高みを目指す事が出来るか。


 以上がGreen Hill Music Trial 2011の選出アーティストとなりました。彼らが今後どのような活躍を見せるか。皆様も注目して見ていただければと思います。明日のこの時間はいよいよメインの「Green Hill Music Camp 2011」の発表となります。明日もまた、お楽しみに