オリコン:2011年シーズン第39節の見どころ

第39節の見どころ(またしても思わぬ敵? 連敗は避けたいところだが…)
順位は火曜付けデイリーチャート

1位 三代目 J Soul Brothers(前作7位・3.9万枚)
 実写ドラマ版「ろくでなしBLUES」主題歌。当初の予定より1週間遅れてのリリースとなったが、なんと初日だけで前作初動を大きく上回る5.1万枚を売り上げ首位スタートとなった。要因としては7月末から行われていたEXILE TRIBE(さいたま公演)での会場予約分が一斉計上された可能性が高い。そうなると明日以降は数字が急落し、週間首位争いと言う点でも不利になるだろう。

2位 堂本剛(前作2位・9.1万枚)
 テレビ朝日系「お願い!ランキング」エンディング・テーマ。前作に引き続き発売延期してきたアーティストに先行を許す形となったが明日以降の展開は有利に働きそうだ。初日の数字は前作をやや下回っており、デイリー順位同様巻き返しておきたいところだ。
推定初動枚数:8.6万枚(JSBが逃げ粘るようだと、何らかの対策を講じる可能性もある)

3位 flumpool(前作6位・3.2万枚)
 表題曲が「全国学校音楽コンクール・中学生の部」課題曲。NHKみんなのうた」オンエア楽曲(8~9月)。カップリングが「ラグビーW杯」番組イメージソング(日本テレビ系・J SPORTS共通)。近年結果が出ている「音コン」の課題曲だが、ここでもその効果が発揮されている。旧譜のAKB48福山雅治を抑えて週間3位に入る可能性は高いだろう。
推定初動枚数:4.5万枚(4万枚まで行けば週間3位は確保できるだろう)

5位 ℃-ute(前作6位・1.8万枚)
 メンバーの矢島舞美中島早貴出演映画「ゾンビデオ」主題歌(来年春公開予定)。ちょうどAKB48福山雅治に挟まれる形となったが、この状況だと前作ほどの数字は出ていないような感じである。

7位 Alice Nine(前作12位・1.4万枚)
 前作はレベルの高い週だったためにトップ10入りを阻まれたが、まずこの位置からなら前作以上の数字が期待できそうな感じではある。ただし今回も週間トップ10争いは過酷なものになりそうだ。

8位 BRAHMAN(前作8位・1.6万枚)1種→2種
 シングルリリースは実に4年5ヶ月ぶりとなる。パッケージ数を増やしそのブランクを埋めたいところではあったが、スタートはやや苦戦と言ったところか。明日以降巻き返しておきたい。

9位 リュ・シウォン(前々作5位・1.6万枚)前作は震災直後のため参考外
 震災直後となった前作の数字(8,400枚)は上回ってくるだろうが、スタートでこの位置となると前々作ほどの数字が出るかは微妙なところ。明日以降順位を下げるようだとトップ10入りは厳しくなる。

10位 NIGHTMARE(前作6位・1.9万枚)
 「ジェムケリー」CMソング。11月にアルバムリリースする事が発表された直後なだけに、自重している部分が見え隠れしているか。そうなると今回の週間トップ10入りは厳しくなるだろう。


その他11位以下の実績組
12位 9mm Parabellum Bullet(前作9位・1.3万枚)
13位 長渕剛(前作6位・1.2万枚)
19位 Galileo Galilei(前作9位・1.6万枚)※実写ドラマ版「荒川アンダー ザ ブリッジ」主題歌
31位 植村花菜(前作12位・1.2万枚)


来週以降の新譜情報はこちらから
http://blogs.yahoo.co.jp/amano_redstar/65061429.html