オリコン:第50節(2011 J-POP Climax Series week 3)の見どころ

第51節の見どころ(今週も順位争いは激化。急落は順位に大きく影響しそうだ)
順位は火曜付けデイリーチャート

1位 KAT-TUN(16連勝中・前作15.2万枚)
 メンバー亀梨和也主演の実写ドラマ版「妖怪人間ベム」主題歌。久々のドラマ主題歌で売上でも巻き返しを図りたいところだが、初日から数字を残し良いスタートとなった。場合によっては首位争いは接戦になる事も予想されたが、これで連勝の継続は安泰となりそうだ。
推定初動枚数:19.6万枚(ドラマの効果があれば久々に20万枚台復帰の可能性も見えてくる)

2位 東方神起(前作2位・15.9万枚)※紅白出場(3回目・二人としては初)
 前作実績ではKAT-TUNを上回っているものの今回はタイアップの差があり、首位争いにどう影響するか注目が集まった初日だが、約5,500枚差の2位と週間首位獲得には厳しい展開に。しかしスタートは前作を上回っており、まずは前作の数字が目標となるか。
推定初動枚数:16.1万枚(紅白出場効果もあればこの数字を上回る可能性がある)

3位 渡り廊下走り隊7(前作2位・8.0万枚)
 アニメ「クレヨンしんちゃん」オープニング・テーマ。前作実績では上下と差があり、週間3位は間違えない状況だが、前作を上回るスタートを見せ好調ぶりをアピールする事となった。前作は中盤以降も動きが良かったが、今回も同じような推移となるのか注目したい。
推定初動枚数:14.7万枚(前作のペースで伸びるとここまで行くが、さすがに現実的ではないか)

4位 FTIsland(前作4位・3.3万枚)
 日本テレビ系「ハッピーMusic」オープニング・テーマ。渡り廊下走り隊7とは大きな差があるものと思われ、後方からの追撃を抑えきれるかと言う展開になるだろう。ただそのためには前作以上のスタートである事が条件か。

5位 倖田來未(前作6位・3.1万枚)※紅白出場(7回目)
 ドラマ「謎解きはディナーのあとで」オープニング・テーマ。人気ドラマの主題歌とあって注目されたが、スタートではFTIslandに先行される展開となってしまった。ドラマ放送翌日となる水曜付けでどれだけ粘れるかがポイントとなりそうだ。

6位 ゆず(前々作3位・3.4万枚)1種→2種※紅白出場(4回目)
 フジテレビ系「世界体操 東京 2011」テーマ・ソング(10月7~16日)。スタートで先行を許したFTIslandや倖田來未に比べれば中盤以降伸びる推移を見せるので、この位置からでも週間4位は狙えるところ。ただタイアップは期間が過ぎており、その効果は期待できない。

7位 T-ARA(前作1位・5.0万枚)
 前作はメンバーに恵まれた感があってのデビュー勝ちとなったが、真価が問われる今回はこの位置からのスタートと厳しい状況となってしまった。伸びを欠くような事があれば前作から半減近い数字になる恐れもあり、不安を残す立ち上がりとなってしまった。

8位 EGOIST
 アニメ「ギルティクラウン」エンディング・テーマと挿入歌を収録。前節主題歌として登場したsupercellのryoがプロデュースしている。そのsupercellが前節好調な推移を見せただけに、今週も侮れない存在として上位に踏みとどまりそうだ。

9位 GACKT(前作3位・2.9万枚)
 前作実績を見るとこの位置でも仕方がないと思えるが、発売日寄りの推移のためもう少し上位が欲しかったところか。前作から話題性でも劣る部分を考えると苦しいスタートとなっている可能性もある。

10位 ASIAN KUNG-FU GENERATION(前作8位・1.8万枚)
 シングルリリースは1年半ぶり。来年1月18日にベスト盤を控えている中でのリリースであり、2週目のEXILE/EXILE ATSUSHIとの順位争いでは不利になると思われる。久々とベスト盤先行と言う不利の中、どれだけの数字を残せるか。