Green Hill Music Chart 2012 第5節展望

第5節展望(波乱含みの月曜付け。ここでの順位がどう影響するか)
順位は月曜付けデイリーチャート

2位 KinKi Kids(先週1位・12.3万枚)
 ノンタイアップと言う事もあってか、初日から前作を下回る数字と厳しい展開に。その後もペースは上がらずデビューからの連勝は32に伸ばしたものの、前作から15%以上の大きい下げ幅となってしまい自己最低初動を大きく更新することとなってしまった。
 月曜付けデイリーチャートではNYC/中山優馬に首位を譲ったもののこれはイベントによる上昇で、約700枚差はそれ程大きな差ではないだろう。むしろ気をつけるべきは後ろからの追い上げか。

3位 水樹奈々(先週2位・5.1万枚)
 本人出演のアニメ「戦姫絶唱シンフォギア」主題歌。初日は前作以上だったものの珍しく水曜付けで数字を落とし一転前作割れのペースとなったが、そこから盛り返し前作並み(微増)まで回復。ベスト盤後初戦だったが無難にまとめ上げる結果となった。
 月曜付けではKinKi Kidsと約千枚差の3位。逆転は難しいが下との差は充分にあるだろう。

5位 きゃりーぱみゅぱみゅ(先週7位・1.3万枚)2種
 カップリングが本人出演のインテリジェンス「an」CMソング。昨年8月にアルバムをリリースしており今回が初のシングルリリースとなるが、世界73ヶ国で配信されるなど国際的にも話題になっていた。8位スタートから徐々に順位を上げアルバムのほぼ倍の売上で週間7位に食い込んだ。
 月曜付けでも週間順位を上回る5位(デイリー最高位タイ)と好調な滑り出し(4位のFairiesはイベントがらみの可能性)。順位をどれだけ維持できるか。

6位 Fear,and Loathing in Las Vegas(先週8位・1.2万枚)1種
 アニメ「HUNTER×HUNTER」エンディング曲。こちらも昨年7月にアルバムをリリースしシングルはこれが初のリリースとなる(ちなみにアルバムにはアニメ「逆境無類カイジ 破壊録編」主題歌が収録されていた)。7位スタートから中盤は順位を維持していたが週末遅れた分だけきゃりーぱみゅぱみゅに抜かれる形となった。なお売上はアルバム同等と調子を維持する結果となっている。
 こちらも週間を上回る6位からのスタート。旧譜内の順位で上位に踏みとどまれるか。

8位 ViViD(先週4位・1.9万枚)
 初日から5位と好スタートを見せ土曜付けを除けばデイリーベスト5をキープ。専門店補正も加わり週間では4位と自己最高位タイ。売上もプラスと今年幸先のいいスタートとなった。月曜付けは8位とやや後れを取ったが旧譜10位以内の可能性はあるだろう。

10位 竹島宏(先週61位・1,300枚)
 デビュー10周年を迎える演歌、ムード歌謡歌手。月曜日に川崎でイベントを行いそれにより週間順位を大きく上回る月曜付けの順位となった。今週は金曜日にも埼玉(深谷と上尾)でイベントがあるが、その2回でどこまで順位を上げられるかと言ったところか。


来週以降の新譜情報
http://blogs.yahoo.co.jp/amano_redstar/65363908.html