Green Hill Music Chart 2013 第23節展望

第23節(主に5月15日発売シングル)展望
順位は月曜付けデイリーチャート

1位 T.M.Revolution×水樹奈々(初動2位・11.5万枚)3種
 アニメ「革命機ヴァルヴレイヴ」オープニング・テーマ。スタートでいきなり4.6万枚と、T.M.Revolutionの前作初動を上回る数字でスタートし、一部店舗で品薄が発生する大反響となった。週の後半はデイリー首位に立ち続けなんと初動は10万枚を突破。話題のコラボであったのに加え、3種リリースと言うのも売上に繋がったようだ。
 月曜付けでも首位をキープし2位との差も大きい。iTunesでも配信直後に首位に立ちその座を守り続けているだけに、累計売上にも期待がかかるところだ。

2位 KAT-TUN(初動1位・13.2万枚)
 表題曲が映画「俺俺」主題歌。カップリング曲が日本テレビ系「Dramatic Game 1844」イメージ・ソング、日本テレビ系「Going!Sports&News」テーマ・ソング。スタートは前作から1万枚以上の減となったが首位獲りには支障なし。しかしT.M.Revolution×水樹奈々の勢いに押され金曜付けでデイリー首位の座を明け渡すと、一部ファンから「首位危うし」との声も上がった。結果的には初日2.4万枚あった差が1.7万枚まで詰められたが、問題なくデビューからの連続1位獲得は継続された。
 初動は前作から約15%のダウン。映画主題歌と言う事でタイアップ的には前作より劣るだけに仕方のないところか。

3位 一十木音也(初動4位・2.6万枚)
 アニメ「うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE2000%」挿入歌。この相手関係だとさすがにベスト3に食い込むのは難しく、デイリー4位が4日間と言う推移となった。しかし初動は2.6万枚まで達し、第一期のキャラソンから約3.7倍と大きく数字を伸ばしてきた。前節レベルが低いながら聖川真斗が高い順位をマークした事による相乗効果もあったか。

4位 GENERATIONS from EXILE TRIBE(初動3位・7.5万枚)
 「サマンサタバサジャパンリミテッド」CMソング。2位争いは『数字を落とさない限りは…』と思われていたが、前作を上回るスタートを決めたにも関わらず3位スタートとなってしまい、日曜付けを除けばデイリーは3位に留まるのがやっとと言う展開に。それでも初動は僅かに数字を伸ばし悪くは無かったのだが、相手が悪かった。なおiTunesでも最高2位と良い動きだったが、やはり相手が悪かった。

5位 スピッツ(初動5位・2.3万枚)
 J-WAVE 春のキャンペーン・ソングと「JTB」CMソングの両A面シングル。前作から2年8ヶ月ぶりのシングルとなる。久々でありiTunesで先行配信されていただけにCD売上が心配されたが、デイリー5位に4日間ランクインし週間5位。初動も僅かにプラスと結果を残すことが出来た。

6位 きゃりーぱみゅぱみゅ(初動6位・1.7万枚)
 表題曲が「ジーユー」CMソング。カップリングがフジテレビ系「アゲるテレビ」オープニング・テーマ。初日8位スタート、中盤3日間デイリー6位に入り週間でも6位にランクアップしたものの、初動は前作から1万枚減(前々作と比べても下回る)。iTunesでも首位争いに加われず、前作と比べ動きが鈍かった。


フラゲ日トップ10入り新譜(総入れ替え・18位まで新譜)→週間初登場トップ10入り(総入れ替え・13位まで新譜)→月曜付けデイリートップ10入り(6作)

 週間シングルトップ10総入れ替えは史上7回目(※下記参照)。前回は3週間前。13位まで新譜は2012年4月30日付の14位まで新譜に次ぐ上位入れ替え。

※ 週間シングルトップ10総入れ替え
2011/02/28(10位まで新譜)首位:AKB48桜の木になろう
2011/12/05(10位まで新譜)首位:フレンチ・キス「最初のメール」
2011/12/12(10位まで新譜)首位:KAU-TUN「BIRTH」
2012/04/30(14位まで新譜)首位:Mr.Children「祈り ~涙の軌道/End of the day/pieces」
2013/02/04(10位まで新譜)首位:モーニング娘。「Help me!!」
2013/05/06(10位まで新譜)首位:関ジャニ∞「へそ曲がり/ここにしかない景色」
2013/05/27(13位まで新譜)首位:KAT-TUN「FACE to Face」