Green Hill Music Chart 2013 第43節展望

第43節(主に10月2日発売シングル)展望(正式版)
順位は月曜付けデイリーチャート

1位 NMB48(初動1位・37.5万枚)
 今回はノンタイアップのシングルで、このシングルの個別握手会が年明け(現在は前作の個別握手会が組まれている)となり、前作程の施策を取らなかった事もあり、自己最高初動となった前作を下回るペースで推移。首位獲得には支障はなかったものの、初動は前作から20%以上、10万枚以上の大幅減となってしまった。  

2位 E-girls(初動2位・7.3万枚)
 表題曲が映画「謝罪の王様」主題歌。カップリングに「サマンサタバサジャパンリミテッド」CMソング、フジテレビ系「めざにゅ~」テーマ・ソング。初動は前作から倍以上となったが、一般流通2種の他に販路限定盤が存在し、実質32種リリースとなり、これが売上に大きく影響した(従ってBillborad JAPANのシングルチャートでは6位と、オリコンとは差のある結果となった)。
 月曜付けでは2位だが数字は3桁にまで落ち込んでいる。今週は超多種リリースの反動が出そうだ。

3位 赤西仁(初動3位・4.2万枚)4種→3種
 前作同様3位スタートとなったが、初日の数字が前作から70%弱の大幅減と大苦戦。アルバム発売が発表された点と施策面の違いがあるが、それを含めても大幅な下落幅となってしまった。初動も前作から60%以上の大幅減。アルバムに向けて、かなり不安の残る結果となってしまった。

4位 星野源(初動5位・2.5万枚)1種→2種
 映画「地獄でなぜ悪い」主題歌。療養のため再入院し、これが復帰戦となる。2種リリースの効果もあってか、デイリーでは5~6位で常に推移し週間ベスト5入り。初動も前作から30%以上伸ばし、本人の体調共々回復となった。

7位 flumpool(初動6位・2.5万枚)
 映画「おしん」主題歌を含む両A面シングル。タイアップは30年前に放送され、平均視聴率52.6%、最高視聴率62.9%を記録した海外でも人気の高いドラマのリメイク版。この「おしん」主題歌は台湾の人気バンドMaydayとのコラボ作となっている。ただ映画公開が今週末だった事もあって週末は伸び悩み、週間ベスト5入りとはならず、初動も前作から僅かに下げる結果となった。

9位 Kalafina(初動10位・1.2万枚)4種→2種
 映画「空の境界 未来福音」主題歌。デビューシングルから主題歌を担当している作品で、今回約3年ぶりの新作となっている。前作と比べるとタイアップの影響力が低い事もあり、初動も前作から7割弱の大幅減となった。ただ来月には「まどか☆マギカ」の主題歌が控えており、これも影響している可能性がある。

10位 フェロ☆メン(初動9位・1.3万枚)
 初日8位とまずまずのスタートだったが、後半はデイリートップ10から後退した事もあり、週間では9位と一歩後退。しかし2作ぶりの週間トップ10入りとなり、初動も前作を上回り自己最高初動をマークした。


フラゲ日トップ10入り新譜(総入れ替え・11位まで新譜)→週間初登場トップ10入り(総入れ替え・10位まで新譜)→月曜付けデイリートップ10入り(7作)


※ 週間シングルトップ10総入れ替え
2011/02/28(10位まで新譜)首位:AKB48桜の木になろう
2011/12/05(10位まで新譜)首位:フレンチ・キス「最初のメール」
2011/12/12(10位まで新譜)首位:KAU-TUN「BIRTH」
2012/04/30(14位まで新譜)首位:Mr.Children「祈り ~涙の軌道/End of the day/pieces」
2013/02/04(10位まで新譜)首位:モーニング娘。「Help me!!」
2013/05/06(10位まで新譜)首位:関ジャニ∞「へそ曲がり/ここにしかない景色」
2013/05/27(13位まで新譜)首位:KAT-TUN「FACE to Face」
2013/10/14(10位まで新譜)首位:NMB48カモネギックス」←New


お知らせ:
2013年の年間表彰「Green Hill Music Grand Prix 2013」の概要を発表しました。
http://blogs.yahoo.co.jp/amano_redstar/66627893.html

来週以降の新譜情報
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