年間表彰「Green Hill Music Grand Prix 2013」発表(後編)

 それでは昨日に引き続きましてオリジナル紅白歌合戦「Green Hill Music Grand Prix 2013」後半の模様をお伝えします。後半は攻守が入れ替わり白組が先攻。またアーティスト名の横には選出回数を表記しています(07年からスタートしたので今回が7回目)。

前半戦と選考規程紹介
http://blogs.yahoo.co.jp/amano_redstar/66799633.html


オープニングアクト
花は咲くプロジェクト「花は咲く」(昨年5月のリリースながら、昨年の紅白で披露され今季9.4万枚のセールスを記録。今回は紅白の区別を付けず特別枠での選出とした)

21 One Direction「Live While We're Young」(初選出)
22 ClariS「カラフル」(初選出)

 後半戦最初のカードも初選出同士の対戦。One Directionは「The X Factor」出場者によるユニットで11月には世界ツアーで来日。ファンを盛り上がらせた。一方正体を現さない女子高校生ユニットClariSは、話題となったアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」の最新劇場版主題歌での選出となった。

23 RADWIMPS(初選出)「五月の蝿」
24 きゃりーぱみゅぱみゅにんじゃりばんばん」(初選出)

 意外にもこれが初のGrand Prix選出となったRADWIMPS(2011年のMusic Campには選出されている)。10月にリリースした両A面シングルでの選出となった。そしてCMで話題となり、iTunesで見事年間1位を獲得したきゃりーぱみゅぱみゅがいよいよ登場となった。

25 Linked Horizon「紅蓮の弓矢」(初選出)
26 Not yet「ヒリヒリの花」(3年連続3回目)

 今年のNo.1アニメ主題歌であり、驚きの紅白出場も果たしたLinked Horizonが、前半戦で登場したSound Horizonと共にGrand Prix初選出。対するNot yetは3年連続での選出。このシングルでは難敵、EXILEを下し首位を獲得した。

27 嵐「Calling」(7年連続7回目)
28 天野春子「潮騒のメモリー」(初選出)

 ここで早くも嵐が登場。AKB48によもやの敗戦を喫したものの、皆勤選出は守り抜いた。一方、大人気となった朝ドラ「あまちゃん」から、小泉今日子ふんする天野春子が歌った曲がシングル化。こちらも人気を集めGrand Prixに選出された。

29 Austin Mahone「Say You're Just a Friend (featuring Flo Rida)」(初選出)
30 NMB48僕らのユリイカ」(3年連続3回目)

 YouTubeへの動画投稿がきっかけとなりスターの座を駆け上がったAustin Mahoneが登場。来月には日本ツアーを控え話題となりそうだ。そして紅白に今回初出場となるNMB48がここで登場。初のアルバムも年間5位に入り、しっかり結果を残した。

31 Kis-My-Ft2キミとのキセキ」(3年連続3回目)
32 Miley Cyrus「We Can't Stop」(初選出)

 Kis-My-Ft2も今年はNMB48に敗れる波乱があったが、しっかりとシード権は確保する事が出来た。相手は過激なパフォーマンスで全米の注目を集めているMiley Cyrusが登場。ただでは終わらなさそうだ。

ここはアルバムでの選出
33 EXILEEXILE BEST HITS -LOVE SIDE/SOUL SIDE-」(7年連続7回目)
34 松任谷由実「日本の恋と、ユーミンと。The Best Of Yumi Matsutoya 40th Anniversary」(2年連続2回目)

 共に昨季発売されたアルバムだが、両者とも今季も高い売上を記録した。EXILEは昨季最終週にリリースされたアルバムが今季の年間8位と好調。一方松任谷由実は同一アルバムで2年連続の選出。こちらも根強いロングセールスとなった。

35 福山雅治「誕生日には真白な百合を」(5年連続5回目)
36 乃木坂46制服のマネキン」(2年連続2回目)

 今年は主演映画も話題となった福山雅治がここで登場。着実に結果を残し終盤の舞台に上がる。乃木坂46は第51節の大一番を制し、2回目の出場にしてこの終盤戦を担当する事になった。


四天王降臨

37 サザンオールスターズ「ピースとハイライト」(5年ぶり2回目)
38 AKB48恋するフォーチュンクッキー」(6年連続6回目)

 5年間の沈黙を破り、5年前に約束した場所から活動を再開したサザンオールスターズがGrand Prixに帰ってきた。待望したファンの力もあり、Billboard JAPAN年間3位を獲得。しかし相手はそのBillboard JAPAN年間チャートを制したAKB48。特典の無いiTunesでも年間3位に入り、関連動画も国内外問わず広がりを見せた。

そして、最終対決
39 SMAP「Mistake!」(4年連続5回目)
40 SKE48「美しい稲妻」(4年連続4回目)

 今年の白組トリは紅白同様SMAPとなった。活動25周年、通算50枚目のシングルと記録づくめの1年を締める形となる。そして、初の紅組大トリを務めるのは、昨年も紅組でトリを務めたSKE48。「美しい稲妻」で記録した2週連続1位はAKB48でも達成しておらず、本家を超えたシングルでもあった。


 以上40組がGreen Hill Music Grand Prix 2013選出アーティストとなりました。これらの曲で来るべく来年に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。なお演歌版年間表彰「平成二十五年演歌選手権」は年明けの発表となりますので、そちらもぜひご覧いただければと想います。

 2014年シーズンはすでにスタートしています。来年はこの舞台に誰が進出する事になるでしょうか。それでは皆さん、よいお年を。