Monthly Billboard JAPAN Digest(2014 Oct.)

 更新が遅れましたが10月のMonthly Billboard JAPAN Digestです。今回は10月6日付から10月27日付までのチャートをチェックしていきます。なお、例年11月1日より投票が行われますBillboard JAPAN Music Awardsのファン投票ですが、今年はAwards自体の開催予告もされていない事から開催が取りやめ(もしくはチャート部門のみの表彰)になると思われます。


10月6日付
http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/22852
1位 HKT48「控えめI love you!」(セールス1位)
2位 AKB48心のプラカード」(ツイート1位)
3位 風男塾「BE HERO」
4位 MAGIC!「Rude」(エアプレイ1位)
5位 JUJU「ラストシーン」(ダウンロード、ルックアップ1位)
 HKT48がセールス1位、ルックアップ3位、ツイート5位で無難に首位を獲得。AKB48は引き続きツイートで1位となり4週連続の2位。風男塾はセールスで2位になったがその他の要素が弱く3位まで。米Billboardでは6週連続1位となったMAGIC!のアルバムがこの週に日本でもリリースされエアプレイで首位に浮上。アルバムの売上はランキングに反映されないものの前週の12位から4位まで順位を押し上げた。ダウンロードとルックアップで2週連続1位となったJUJUも順位を2つ上げて5位。ドラマタイアップの効果がかなり出ているようだ。


10月13日付
http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/23023
1位 Sexy Zone「男 never give up」(セールス1位)
2位 AKB48心のプラカード」(ツイート1位)
3位 Sound Horizonよだかの星
4位 μ's「Shangri-La Shower
5位 フレンチ・キス「思い出せない花」

7位 秦基博ひまわりの約束」(ダウンロード1位)
8位 MAGIC!「Rude」(エアプレイ1位)
 ファンの造反があったもののSexy Zoneがセールス1位となり総合首位を獲得。しかしツイートが前作以下との分析は造反の影響と思われる。AKB48はこの週もツイート1位でこれで5週連続の2位。年間チャートでの上位争いは間違えないだろう。Sound Horizonがセールス2位、ルックアップでも8位に入りベスト3入り。μ'sもセールス3位、ルックアップ5位、ダウンロードでもSound Horizonを上回っていたが4位まで。秦基博はダウンロードで4週間ぶりの1位。リリースから2ヶ月以上経過しているが未だ好調である。エアプレイは引き続きMAGIC!が1位。前週ほどではないが上位をキープした。


10月20日
http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/23167
1位 乃木坂46「何度目の青空か?」(セールス、ルックアップ1位)
2位 ジャニーズWESTジパング・おおきに大作戦」
3位 AKB48心のプラカード」(ツイート1位)
4位 西野カナ「Darling」
5位 VAMPS「VAMPIRE'S LOVE」
6位 SPICY CHOCOLATE「I miss you feat.清水翔太」(ダウンロード1位)

10位 山下智久「YOUR STEP」(エアプレイ1位)
 セールスとルックアップで1位となった乃木坂46が首位を獲得。メンバーの不倫騒動に揺れる中だったがジャニーズWEST以下に自力の差を見せ付ける結果となった。そのジャニーズWESTはエアプレイでも乃木坂46に及ばず完敗の内容となった。AKB48はツイートで7週連続1位となったが、ジャニーズWESTに押し出される形となり一歩後退。SPICY CHOCOLATEはアルバム先行で配信した清水翔太との楽曲がダウンロード1位、ツイート7位となり総合6位に登場。アルバムに向け、弾みをつける結果となった。山下智久はこの週リリースされたアルバム収録曲がエアプレイ1位となり総合で10位まで浮上した(器物損壊の疑いで書類送検になる以前の話)。

10月27日付
http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/23356
1位 関ジャニ∞[エイト]「言ったじゃないか」(セールス1位)
2位 三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE「C.O.S.M.O.S.~秋桜~」
3位 SEKAI NO OWARIDragon Night
4位 西野カナ「好き」(ダウンロード1位)
5位 水樹奈々禁断のレジスタンス

17位 ななみ「愛が叫んでる」(エアプレイ1位)
 近年稀に見る最激戦区となった週だが、デビュー時から所属していたテイチクから自主レーベルに移籍した関ジャニ∞[エイト]がセールス1位となり首位を獲得した。三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBESEKAI NO OWARIの2位争いはツイートとダウンロードで上回った三代目に軍配。とは言えSEKAI NO OWARIはこの時点で楽曲配信を行っていなかったためこの結果だけでは単純な比較は出来ないだろう。西野カナは前作と入れ替わる形でベスト5入り。ダウンロードでは相変わらずの強さを発揮している。水樹奈々はさすがにこの相手では5位が精一杯。今回はダウンロードでも上位ランクしており、その分CDセールスが落ちたか。エアプレイ1位は昨年のThe 6th Music Revolutionでグランプリを受賞したななみのデビューシングル。シングルリリース週の前週時点で2位まで浮上しており今週首位を獲得した。


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