年間表彰「Green Hill Music Grand Prix 2014」発表(前編・再修正版)

 お待たせしました。今年1年の音楽界をリードした男女20組、計40組を2日間に分けて発表いたします「Green Hill Music Grand Prix 2014」。今日は前編となります。

Green Hill Music Grand Prix 2014
規定
・今シーズン活躍したアーティストのみが選出される
・併載されているGreen Hill Music Chart 2014年シーズン最終格付け、オリコン年間売上ランキング(シングル・アルバム)上位※、Billborad JAPAN Hot 100 Year End 2014上位、2014 USEN J-POP/洋楽 年間ランキング上位、iTunes BEST OF 2014 トップセラーソング ランキング上位から紅白20組、計40組を選出する。
・実際の紅白にあるとされる事務所枠、レコード会社枠は無し
※ 今季リリース作品は初動売上を除く枚数(2015年第3節で100位以内に入っている作品はその枚数を足す)、昨季以前のリリース作品は年間売上枚数をそのまま使用しての上位を選出。

選考資料一覧
Green Hill Music Chart 2014 最終格付け(シード権)
http://www.geocities.jp/amano_redstar/rate2014.htm
オリコン年間ランキング
http://www.oricon.co.jp/special/47530/
BIGGEST HITS OF 2014(Billboard JAPAN YEAR END 2014)
http://www.billboard-japan.com/special/detail/1117
2014 年間 USEN HIT ランキング(J-POP/洋楽混合部門からの選出)
http://music.usen.com/special/ranking2014/
iTunes BEST OF 2014(下記リンクはiTunesが開きます)
http://itunes.com/bestmusic2014
※ 格付けは今季からBillboard JAPAN Hot Single Salesで判定


 さて発表の前に、選考委員会から今季活躍が認められた2組がそれぞれオープニング・アクトとして登場します(選出回数には含まれない)。初日のオープニングを飾るのは、リアルアイドルをしのぐ活躍を見せたこのアイドルグループです。

オープニングアクト
μ's「タカラモノズ」(今季7戦全て4位以内。第8節、この曲で安室奈美恵以下を抑え初の首位獲得を記録した)


 それでは、白組の先攻でGreen Hill Music Grand Prix 2014選出アーティストの発表です。アーティスト名の横には選出回数を表記しています(07年からスタートしたので今回が8回目)。

1 EXILE(8年連続8回目)「NEW HORIZON」
2 神田沙也加、松たか子(初)「生まれてはじめて(日本語歌)」
 オープニングを飾るのは、今年メンバーを増員し18人体勢になったEXILEと、「アナと雪の女王」劇中歌のデュエットソング。オープニングを飾るにふさわしい顔合わせとなった。

3 SPICY CHOCOLATE(初)「ずっと feat.HAN-KUN & TEE」
4 水森かおり(3年連続5回目)「島根恋旅」
 昨年末からCMソングとして使用されるや、配信で爆発的人気を記録したSPICY CHOCOLATEが、上半期のMusic TrialからGrand Prixに参戦。一方水森かおりも演歌らしい長期的なセールスもあり、遂に悲願の有線大賞をこの曲で獲得した。

5 2PM(初)「ミダレテミナ」
6 キング・クリームソーダ(初)「ゲラゲラポーのうた」/Dream5(初)「ようかい体操第一」
 第41節に11ヶ月ぶりとなったシングルで初の首位獲得となった2PMが上半期、年間を通じて初選出を果たした。相手は妖怪旋風を巻き起こした大人気ゲーム「妖怪ウォッチ」のテレビアニメ版主題歌。カップリングの「ようかい体操第一」と共に話題となった。

7 福田こうへい(2年連続2回目)「南部蝉しぐれ
8 水樹奈々(2年ぶり6回目)「禁断のレジスタンス
 一昨年のリリースから昨年のロングヒットに繋げ、紅白出場で更に売上を伸ばした福田こうへいは2年連続同一楽曲での選出。一方昨年はT.M.Revolutionオープニングアクトとして登場した水樹奈々が2年ぶりにシード権を獲得した。

9 SEKAI NO OWARI(2年連続2回目)「Dragon Night
10 Idina Menzel(初)「Let it go」
 第46節、登場2週目で首位を獲得しシード権獲得にこぎつけたSEKAI NO OWARIは2年連続選出。相手は「アナと雪の女王」の中でも最も聞いたであろうIdina Menzelの「Let it go」が登場となった。

11 Pitbull(初)「Timber ft. Ke$ha」
12 NMB48(4年連続4回目)「高嶺の林檎
 アメリカでノリノリな曲を数多く手がけるPitbullがKe$haとの楽曲でGrand Prixに初参戦。一方紅組はここから48グループが登場。NMB48は第48節で首位を獲得しシード権を確保。4年連続選出を果たした。

ここはアルバムでの選出
13 福山雅治(6年連続6回目)『HUMAN』「暁」
14 竹内まりや(6年ぶり3回目)『TRAD』「静かな伝説」
 今年シングルのリリースが無かった福山雅治だったがアルバムで結果を残し6年連続での選出。一方竹内まりやは女性最年長での首位獲得となったアルバムで、実に6年ぶりとなるGrand Prix選出を果たした。

15 東方神起(2年ぶり4回目)「Time Works Wonders」
16 Perfume(2年ぶり6回目)「Cling Cling」
 東方神起Billboard JAPANで今季から取り入れられたTweetの要素で爆発的なポイントをマークし年間ランキングでも上位に送り2年ぶりの選出。Perfumeは今年シングルはこの1枚だけだったが、しっかり結果を残しこちらも2年ぶりの選出となった。

17 ONE OK ROCK(初)「Mighty Long Fall」
18 西野カナ(2年ぶり3回目)「Darling」
 ONE OK ROCKは実写映画版「るろうに剣心」主題歌となったこの曲で、当時格付け1位だったSKE48を撃破。見事Grand Prix初選出となった。対するは30日の日本レコード大賞有力候補と言われている西野カナ。得意の配信を中心にポイントを伸ばし、Billboard JAPANでは年間11位となった。

19 Hey!Say!JUMP(4年ぶり3回目)「AinoArika」
20 ももいろクローバーZ(2年ぶり2回目)「泣いてもいいんだよ」
 前半最後は男女アイドルグループ同士の対戦。今季は3戦と精力的に活動したHey!Say!JUMPが4年ぶりとなるGrand Prix選出。そして今年は国立競技場、日産スタジアムなど大規模なスタジアムライブを慣行したももいろクローバーZが前半最後の登場となった。


 前半の模様をお送りいたしました。この中に、今年あなたの印象に残っている曲はあるでしょうか? なお、今回白組は初めてシード権の繰上げが無く、第11シードの氷川きよしは落選となりました(紅組は水樹奈々水森かおりが繰り上がり)。

 明日は後半の模様をお送りします。どうぞお楽しみに。