年間表彰「Green Hill Music Grand Prix 2014」発表(後編)

 それでは昨日に引き続きましてオリジナル紅白歌合戦「Green Hill Music Grand Prix 2014」後半の模様をお伝えします。後半は攻守が入れ替わり白組が先攻。またアーティスト名の横には選出回数を表記しています(07年からスタートしたので今回が8回目)。


前半戦と選考規程紹介
http://blogs.yahoo.co.jp/amano_redstar/67428150.html


オープニングアクト
アナと雪の女王 オリジナル・サウンドトラック』より 神田沙也加, 津田英佑「とびら開けて(日本語歌)」(記録的大ヒットとなった「アナと雪の女王」はサントラも大ヒット。その中からテレビ披露時にも話題となったこの挿入歌で後半戦がスタートする)

 それでは後編は入れ替わり、紅組の先攻で後半は進行します。


21 安室奈美恵(2年ぶり6回目)「TSUKI」
22 秦基博(初)「ひまわりの約束
 騒動の渦中にいる安室奈美恵だが、きっちり結果を残し2年ぶりの選出を果たした。秦基博は「STAND BY ME ドラえもん」主題歌として配信でロングヒットを続け初選出を果たした。

23 松たか子(初)「レット・イット・ゴー~ありのままで~(日本語歌)」
24 サザンオールスターズ(2年連続3回目)「東京VICTORY」
 今年を代表する一曲と言っていい松たか子が遂に登場。本人は妊娠のため公に姿を見せなかったが、それがいっそう存在感を高める結果となった。一方サザンオールスターズは1年1ヶ月ぶりのシングルとなったが、こちらも存在感を示した。レコード大賞西野カナとの一騎討ちが予想される。

25 Rihwa(初)「春風」
26 EXILE TRIBE(2年ぶり2回目)「EXILE REVOLUTION」
 昨年ドラマ主題歌で人気に火がついたRihwaが今年もドラマ主題歌で結果を出しGrand Prix初選出を果たした。対する白組はEXILE TRIBEが登場。今回は前編でEXILEとしても登場し、3ユニット合体の大型ユニットと共に選出となった。

27 SKE48(5年連続5回目)「不器用太陽」
28 関ジャニ∞[エイト](2年ぶり7回目)「ひびき」
 昨年大トリを務めたSKE48が早くも登場。ONE OK ROCKによもやの敗戦もシード権は確保した。関ジャニ∞[エイト]はエイトレンジャーを含め今季は6枚のシングルをリリースし精力的な活動を行った。

29 椎名林檎(5年ぶり2回目)「NIPPON」
30 Pharrell Williams(初)「Happy」
 NHKのサッカー中継主題歌となった椎名林檎が5年ぶりとなるGrand Prix選出。W杯期間中は連日放送され記憶にも残っているところだ。相手は全世界でこの曲を使ったビデオが投稿され、アメリBillboardの年間1位となったPharrell Williamsが登場となった。

31 Ariana Grande(初)「Problem (feat. Iggy Azalea)」
32 SMAP(5年連続6回目)「Top Of The World」
 今年は度々来日し、精力的にプロモーション活動を行っていたAriana GrandeがIggy Azaleaとの楽曲で登場。白組は今年も安定した人気を誇ったSMAPが、当然のようにシード権を確保し選出された。

ここはアルバムでの選出
33 May J.(初)『Heartful Song Covers』「Believe」
34 One Direction(2年連続2回目)『MIDNIGHT MEMORIES』「Story of My Life」
 「関ジャニの仕分け∞」や「アナと雪の女王」で話題となったMay J.はカバーアルバムでの選出。V6もカバーした「Believe」を歌う。一方One Directionは海外勢では唯一の2年連続出場。NTT docomoのCMソングとしても使われた「Story of My Life」を歌う。

35 HKT48(初)「桜、みんなで食べた」
36 嵐(8年連続8回目)「GUTS!」
 AKBグループの4番手として登場したHKT48が初選出。紅白では1番手ながらGrand Prixではこの後半に姿を見せた。一方、嵐はシード権は逃したものの、Billboard JAPANで年間1位を獲得し8年連続選出となった。

37 AKB48(7年連続7回目)「心のプラカード
38 Kis-My-Ft2(4年連続4回目)「Another Future」
 AKB48も開幕戦でよもやの敗戦を喫したが、Billboard JAPAN年間2位となった総選挙選抜の曲で選出。対するは先日のクリスマスイベントも大きな話題となったKis-My-Ft2が安定した力を見せ第2シードでの選出となった。

そして、トリ、大トリ登場
39 乃木坂46(3年連続3回目)「何度目の青空か?」
40 Mr.Children(2年ぶり7回目)「足音~Be Strong」
 なんとAKB系の公式ライバルユニットである乃木坂46がAKB系を差し置いて紅組のトリを勤める事に。売上でもAKB以外を上回る水準に達しており、公式ライバルに恥じない人気を誇っている。そして大トリは2年7ヶ月ぶりのシングルをリリースしたMr.ChildrenSexy Zoneとの対決は音楽ファン全体に大きな波紋を広げたがこれを制し2年ぶり2度目の大トリを務める事となった。


 以上40組がGreen Hill Music Grand Prix 2014選出アーティストとなりました。これらの曲で来るべく来年に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。なお演歌版年間表彰「平成二十六年演歌選手権」、及び新設される「2014 World music of the year in Japan」は年明けの発表となりますので、そちらもぜひご覧いただければと想います。

 2015年シーズンはすでにスタートしています。来年はこの舞台に誰が進出する事になるでしょうか。それでは皆さん、よいお年を。


選考委員会からのお知らせ:
 今季はGreen Hill Music Chartからオリコンの要素を撤廃しました。従ってオリコンの売上を基準に選考する箇所に関しては別のものにする予定としております。他の要素に関しましても、比較対象しながら皆様のニーズに応えられるような年間表彰を作っていきたいと思いますので、次は上半期表彰になると思いますが、よろしければまたご覧いただければと思います。