ストリーミング閲覧回数が近くBillboard JAPANに導入か?

 Billboard JAPANはこの春にもストリーミングの閲覧回数を第6の要素として総合チャートのHOT 100に組み込む準備があるようだ。

 ストリーミングによる閲覧回数は本家アメリカのBillboardでは2012年からチャート要素として取り入れらている。当初はSpotify, Rhapsody, Rdio, Slacker, Muve Music, MOGの6社からのデータで集計しており、YouTubeは対象外だったが翌2013年から取り入れられるようになった(アメリカ国内からの閲覧数が対象となるため、総閲覧数=ポイントではない)。

 一方日本では特典を付けてCDを販売しオリコンで順位を得る事を第一として業界が回っているため、レコチョクiTunes等の音楽配信やMVの配信等は消極的で、特に後者は「違法アップデートの温床になる」として法規制まで検討された程でした。しかし時代の変化に伴い音楽配信が一定の地位を得る事により、Billboard JAPANも2011年にiTunesでの販売数をチャートに取り入れ、今回ストリーミングの閲覧回数をチャート要素として取り込む準備をするようになっているようだ。

 もしストリーミングの閲覧回数が日本でもチャート要素として取り入れられるとすればどこが対象になるのか。YouTubeは当然としてニコニコ動画も有り得るだろう。他にもGyao!等複数の動画サイト(レコード会社直属では無いところが有力か?)が候補として挙げられそうだ。

 対象となるのはその曲のMVの他にも、ニコ動風に言うところの「歌ってみた」「踊ってみた」「演奏してみた」等、その曲に関連した動画も含まれる。昨年のアメリBillboard年間1位、Pharrell Williams「Happy」は世界中で関連する動画が投稿され、その結果週間チャート10週連続1位となった。日本でも2013年の年間1位、AKB48恋するフォーチュンクッキー」がその流れに近いだろう。

 ちなみにアメリBillboardでは“100PV=CD1枚”の計算でチャートに取り入れているようである。ただ当然アメリカと日本では音楽の販売事情が違うし、MVの閲覧回数も異なる。必ずしもこの配分とは限らないと言う点は頭に入れて欲しい。

 これによりチャートがどう変化するのだろうか。Billboard JAPANからの正式な発表を待ちたいところだ。


 なお、上記にもあった音楽配信は現在Billboard JAPANではiTunesのみを対象としていたが、レコチョクを新たに取り入れるのでは無いかとの情報もある。また、昨年の年間チャートで先行導入された各楽曲のポイント比重を閲覧するサービスを週間チャートにも導入するタイミングと同時にこれらが導入される可能性もあり続報が待たれる。