それでは昨日に引き続きましてオリジナル紅白歌合戦「Green Hill Music Grand Prix 2015」後半の模様をお伝えします。後半は攻守が入れ替わり紅組が先攻となります(07年からスタートしたので今回が9回目)。
歌手名(選出回数)「選出曲」選出順位(赤文字が選出曲・内容)
21 NMB48(5年連続5回目)第4シード
「Don't look back!」
22 SEKAI NO OWARI(3年連続3回目)白組第10シード
後半戦のスタートは奇しくも本家NHK紅白と同じNMB48。SKE48との直接対決に勝利したものの、つづく一戦ではラブライブの前に惨敗。しかしシーズン終盤に週間1位を獲得し第4シードとなった。SEKAI NO OWARIは昨年から引き続き売れ続けた「Dragon Night」で2年連続の選出。昨年より出演順は後ろになった。
23 西野カナ(2年連続4回目)紅組第5シード
「トリセツ」Billboard JAPAN紅組4位
24 Kis-My-Ft2(5年連続5回目)第5シード
「Thank youじゃん!」
着信では圧倒的な強さを見せる西野カナは2曲がエントリー。今回はCM曲としても多く耳にした「もしも運命の人がいるのなら」で選出となった。Kis-My-Ft2は今季4枚のシングルリリースと精力的に活動。昨年末にリリースされた「Thank youじゃん!」での選出となったがメンバーの一人は次の選出者が気になって仕方が無い?
25 μ's(初選出・昨年はオープニングアクトとして登場)特別選出枠
26 UNISON SQUARE GARDEN(初選出)白組第12シード
6月に公開された劇場版「ラブライブ!」関連シングルが3作で3週連続1位を記録したμ'sが今回、特別選出枠での参戦。まさかのNHK紅白出場、まさかの東京ドームラストライブと話題は尽きない。一方こちらも大きな話題となったアニメ「血界戦線」エンディング曲として使用されたUNISON SQUARE GARDENが初選出。今季最長となる9週連続ランクインは覚醒の証か。
「冬がくれた予感」ロングヒット紅組3位
28 B'z(3年ぶり6回目)第4シード
「有頂天」
「RED」ロングヒット白組5位
紅組はなんと連続で「ラブライブ!」関連が登場。昨年末リリースで6週連続ランクインを記録したBiBiが母体ユニットとは別枠で選出を果たした。B'zは2年半ぶりに戦線復帰。今季は2枚のシングルをリリースし貫禄を見せ付けた。今回は復帰シングル「有頂天」が選出された。
29 SKE48(6年連続6回目)第3シード
「前のめり」ロングヒット紅組6位
30 Wiz Khalifa Feat. Charlie Puth(初選出)
SKE48はNMB48との直接対決には敗れたものの、残る2戦はきっちり1位を獲得し今回は第3シードでの選出。松井玲奈にとってのラストシングルとなった「前のめり」での選出となった。Wiz Khalifa Feat. Charlie Puthは世界的大ヒットとなった映画「ワイルド・スピード SKY MISSION」のエンディング曲を歌い、この曲も各国で大ヒット。この作品が遺作となった俳優ポール・ウォーカーへの追悼曲としても話題となった。
31 Meghan Trainor(初選出)
32 関ジャニ∞[エイト](2年連続8回目)第3シード
「前向きスクリーム!」
ぽっちゃり系女子シンガーとして瞬く間に話題となったMeghan TrainorがGrand Prixに登場。多彩な才能を持ち合わせ、期待も膨らむばかりか。関ジャニ∞[エイト]は今年3枚のシングルをリリース。その中でもメンバーが女装(?)した映像が収録されていた「前向きスクリーム!」はファンの中でも大きな話題となった。
33 乃木坂46(4年連続4回目)第2シード
「命は美しい」ロングヒット紅組2位
34 Mark Ronson(初選出)
乃木坂46は3枚のシングルをリリースし、2曲が選出されたが、劇場版アニメ「心が叫びたがってるんだ。」主題歌の「今、話したい誰かがいる」は自己最高初動を記録し、勢いを示した。Mark Ronsonは今年の全米チャート年間1位曲で登場。日本でも有線やラジオで数多くオンエアされ、今年の洋楽No.1ソングとして馴染みあるものになっているようだ。
35 Taylor Swift(2年ぶり2回目)
36 BUMP OF CHICKEN(3年ぶり6回目)第2シード
「Hello,world!」Billboard JAPAN白組8位、ロングヒット白組3位
Taylor Swiftは昨年リリースされたアルバム「1989」からの楽曲で、CMソングとしてもオンエアされた「Shake It Off」は配信、ラジオなどで多く耳にした。BUMP OF CHICKENはアニメ「血界戦線」主題歌としてUNISON SQUARE GARDENと共に話題となった楽曲。シングルリリースは3年ぶりとなったが、激戦区となった第22節を制し第2シードを獲得した。
四天王降臨
37 Carly Rae Jepsen(2年ぶり2回目)
38 三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE(初選出)第11シード
「Summer Madness」ロングヒット白組6位
Carly Rae Jepsenも2年ぶり2度目の選出。アルバム「E-MO-TION」からの楽曲で、LINE MUSICのCMソングとしてオンエアされ配信や有線で話題となった「I Really Like You」が選出された。一方昨年6月リリースながら異例のロングヒットで今年の各音楽チャートを制した三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEは意外にもこれがGrand Prix初選出。もちろん、その「R.Y.U.S.E.I.」での選出となった。
39 AKB48(8年連続8回目)紅組第1シード
「僕たちは戦わない」Billboard JAPAN紅組2位
「希望的リフレイン」ロングヒット紅組1位
40 嵐(9年連続9回目・唯一の皆勤選出)白組第1シード(全体1位)
「Sakura」Billboard JAPAN白組2位
「青空の下、キミのとなり」ロングヒット白組4位
今年の最後を締めくくるのはやはりこの2組。AKB48は10周年となる今季も4枚のシングルをリリースさせ、その存在感を遺憾なく発揮。2曲が選出されたが、題名とは裏腹に総選挙投票券封入シングルとなった「僕たちは戦わない」で紅組のトリを飾る。一方嵐は今年3枚のシングルをリリース。アルバムでは今季シングル・アルバム通じ唯一となるミリオンを記録するなど、そのセールスは相変わらず他を圧倒している。こちらも2曲が選出されたが、2月にリリースされた「Sakura」が今回の大トリとなった。
以上40組がGreen Hill Music Grand Prix 2015選出アーティストとなりました。「サクラミチ」で始まり、「Sakura」で終わった今回のGrand Prix。これらの曲で来るべく来年に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。なお演歌版年間表彰「平成二十七年演歌選手権」、及び新設される「2015 World music of the year in Japan」は年明けの発表となりますので、そちらもぜひご覧いただければと想います。
2016年シーズンはすでにスタートしています。来年はこの舞台に誰が進出する事になるでしょうか。それでは皆さん、よいお年を。