週間シングルルックアップチャート（１月11日付）

ルックアップ（CD稼動） #J-POP
　シングルCDのルックアップ（稼動数）に絞って紹介している週間シングルルックアップチャート。今回は２週間分のランキングが発表されていますが、ここではは１月11日付（12月28日～１月３日）のチャートをチェックしていきたいと思います。なお、ルックアップの要素がどのようなものかは、その他のBillboard Japanの要素を含めこちらをご覧下さい。ここでは実際のCD出荷数に近い数字とされるオリコンでの結果を中心に比較します。


１位（１）　Superfly「黒い雫」（５週目・２週連続１位）
２位（５）　西野カナ「トリセツ」（17週目）
３位（３）　EXILE「Ki・mi・ni・mu・chu」（４週目）
４位（２）　back number「クリスマスソング」（７週目）
５位（６）　コブクロ「未来」（３週目）
６位（４）　AKB48「唇にBe My Baby」（４週目）
７位（８）　miwa「あなたがここにいて抱きしめることができるなら」（８週目）
８位（初）　刀剣男士team三条 with 加州清光「刀剣乱舞」
９位（14）　嵐「愛を叫べ」（18週目）
10位（７）　E-girls「Merry×Merry Xmas★」（２週目）

　Billboard Japanが年末年始に関わる週のランキングを出すのは2008年のチャート開設以来初となる。その年末年始にもっとも多く稼動したCDはSuperfly「黒い雫」。やはりシングル曲だけを聴きたい人がレンタルの解禁を待っていたのか、好調な稼動が年を跨いで続いている。
　西野カナはレコード大賞、紅白歌合戦でも「トリセツ」を披露し17週目ながら２位まで浮上。また嵐「愛を叫べ」は紅白歌合戦で歌われ、３週間ぶりのトップ10入りとなった。EXILE、AKB48も順調にランクインを続け、長期間にわたる稼動になるか推移を見守りたい。

　続きまして今週のオリコンチャートとの比較です（－は100位以下でポイント有り。×は100位以下でポイント無し、もしくは欠測。不は不明）。トップ10とルックアップで20位以内に入った新譜を掲載。

１位（27）　モーニング娘。'15「冷たい風と片思い/ENDLESS SKY/One and Only」　
※２位（８）　刀剣男士team三条 with 加州清光「刀剣乱舞」
３位（12）　VOICE by イヤミ feat.おそ松×カラ松×チョロ松×一松×十四松×トド松（鈴村健一,櫻井孝宏,中村悠一,神谷浩史,福山潤,小野大輔,入野自由）「SIX SAME FACES ～今夜は最高!!!!!!～」（２週目）
４位（６）　AKB48「唇にBe My Baby」（４週目）
５位（20）　lily white～園田海未（三森すずこ），星空凛（飯田里穂），東條希（楠田亜衣奈）from μ's～「思い出以上になりたくて」（２週目）
６位（47）　HKT48 feat.氣志團「しぇからしか！」（６週目）
７位（39）　流星隊（守沢千秋（帆世雄一），深海奏汰（西山宏太朗），南雲鉄虎（中島ヨシキ），高峯翠（渡辺拓海），仙石忍（新田杏樹））「「あんさんぶるスターズ！」ユニットソングCD Vol.5「流星隊」（夢ノ咲流星隊歌）」（２週目）
８位（19）　乃木坂46「今、話したい誰かがいる」（10週目）
９位（16）　Sexy Zone「カラフル Eyes」（３週目）
10位（23）　L'Arc～en～Ciel「Wings Flap」

※　オリコンでは内規の都合上、プレス限定盤がシングルチャート、予約限定盤がアルバムチャートにランクインしている（売上枚数を足しても２位は変わらない）。

　年末年始とあって新譜は２作のみ。オリコンでは14.3万枚を計上して首位を獲得したモーニング娘。'15だが、ルックアップでは27位と惨敗。年末年始となると旧譜の稼動が多くなりそうだが、それを含めても順位は低く、売上に対する稼働率の低さを露呈する結果と断言できるレベルだろう。もう１つの新譜、刀剣男士team三条 with 加州清光は８位。人気ゲーム「刀剣乱舞」のミュージカル版主題歌で、合計4.2万枚を売り上げ５月からのミュージカル先行予約券が付いていたが、CD稼動もまずまずと言ったところか。