週間シングルルックアップチャート(2月8日付)

 シングルCDのルックアップ(稼動数)に絞って紹介している週間シングルルックアップチャート。それでは今週のチャートをチェックしていきたいと思います。なお、ルックアップの要素がどのようなものかは、その他のBillboard Japanの要素を含めこちらをご覧下さい。ここでは実際のCD出荷数に近い数字とされるオリコンでの結果を中心に比較します。


1位(3) Superfly「黒い雫」(9週目)
2位(初) GENERATIONS from EXILE TRIBEAGEHA
3位(初) Trickstar「Rebellion Star」
4位(初) GLAY「彼女はゾンビ」
5位(1) NEWS「ヒカリノシズク」(2週目)
6位(初) Ra*bits「Joyful×Box*」
7位(4) 西野カナ「トリセツ」(21週目) 
8位(7) AKB48唇にBe My Baby(8週目)
9位(6) コブクロ「未来」(7週目)
10位(5) EXILE「Ki・mi・ni・mu・chu」(7週目)

 Superflyが3週ぶり4度目の首位獲得。今週は新譜の売上枚数が低かったのもあるが、相変わらず安定した稼動を見せている。今週で9週目だが、どこまで上位に残れるだろうか。
 旧譜はNEWSを除けば全て7週以上ランクインと、Superfly同様長期にわたり稼動している。しかし新譜が4作登場し、トップ10に復帰した嵐「愛を叫べ」は22週目、miwa「あなたがここにいて抱きしめることができるなら」は12週目で脱落した。

 続きまして今週のオリコンチャートとの比較です(-は100位以下でポイント有り。×は100位以下でポイント無し、もしくは欠測。不は不明)。トップ10とルックアップで20位以内に入った新譜を掲載。

1位(4) GLAY「G4・IV(彼女はゾンビ/Scoop/Supernova Express 2016/空が青空であるために)」
2位(2) GENERATIONS from EXILE TRIBEAGEHA
3位(-) lol「ladi dadi」
4位(3) Trickstar(氷鷹北斗(細谷佳正),明星スバル(柿原徹也),衣更真緒(梶裕貴),遊木真(森久保祥太郎))「「あんさんぶるスターズ!」ユニットソングCD Vol.8「Trickstar」(Rebellion Star)」
5位(×) チャオ ベッラ チンクエッティ「どうしよう、わたし/一期一会」
6位(6) Ra*bits(仁兎なずな(米内佑希),紫之創(高坂知也),真白友也(比留間俊哉),天満光(池田純矢))「「あんさんぶるスターズ!」ユニットソングCD Vol.7「Ra*bits」(Joyful×Box*)」
7位(12) 宮野真守HOW CLOSE YOU ARE
8位(51) SMAP世界に一つだけの花(シングル・ヴァージョン)」(2003年3月5日発売)
9位(×) predia「刹那の夜の中で」
10位(17) FRAME「THE IDOLM@STER SideM ST@RTING LINE -08 FRAME(勇敢なるキミヘ)」
11位(18) 彩「THE IDOLM@STER SideM ST@RTING LINE -07 彩(サイ)(喝彩!~花鳥風月~)」

23位(16) 岸田教団&THE明星ロケッツ「GATE II ~世界を超えて~」
36位(20) SCREEN modeNaked Dive

 オリコンでは7年8ヶ月ぶりに週間首位を獲得したGLAYだが、計上された枚数は3.9万枚と前作以下の数字。稼動も4位とやや稼働率が悪かったか。オリコン2位のGENERATIONSは3.7万枚と前作(15.3万枚)から激減しているが、これは来月リリース予定のアルバムからの先行シングルだったためで、今回は施策もそれ程無かった事が逆に複数種購入が少なくなり、売上相応の稼動が見られたようである。
 今週は男性アイドル育成ゲームの「あんさんぶるスターズ!」と「THE IDOLM@STAR SideM」が2作ずつリリース。結果は売上、稼動共に「あんスタ」に軍配が上がった。その中でも最上位のTrickstarは人気声優が含まれており、声優人気も優劣の差となって表れたか。また男性声優でも随一の人気を誇る宮野真守も今週登場。こちらも結果を残している。
 稼動で健闘したのがオリコンでは23位だった岸田教団&THE明星ロケッツと36位のSCREEN mode。前者は前作の第1クール主題歌より計上枚数は落ちたものの、稼動では「SideM」の両シングルを上回る結果に。後者もアニメ「無彩限のファントム・ワールド」ED曲として人気アニメの恩恵を受けた。今週はGLAYを含め、アニメ・ゲーム関連の主題歌が高い稼動を見せた。