Green Hill Music Chart 2016 第14節結果

2016シーズン第14節(主に2月24日リリース作品)結果

 Green Hill Music Chartと格付けにつきましてはこちらをご覧下さい。他所より新譜扱いが1週遅いですが、理由あっての仕様ですのでご理解いただければと思います。

 第13節までのハイライトはこちらをご覧下さい。

 それでは、今週のランキングを発表します。
順位(前節の順位) 歌手名「曲名」(トップ10入り週数・初登場は初動順位)

10位(4位) 三山ひろし四万十川」(4週目

9位(初登場) 神谷浩史Danger Heaven?(初動8位)
 「進撃の巨人」リヴァイ役などを務める人気男性声優。個人名義でのシングルリリースは2年1ヶ月ぶりと久々だったが、初動から最低限のランクダウンで済ませた。トップ10入りはオリコンの初動順位を参考にしていた2011年第17節以来実に5年ぶりとなった。

8位(7位) A応P「全力バタンキュー」(3週目)

7位(初登場) さユりそれは小さな光のような初動15位
 アニメ「僕だけがいない街」エンディングテーマ。デビュー作となった前作同様「ノイタミナ」枠のタイアップとなったが、今回は配信のみならずCD売上でも結果を残し、初動から大きく順位を伸ばし初のトップ10入りとなった。

6位(初登場) TOKIO「fragile」初動6位
 ドラマ「フラジャイル」主題歌。ドラマ主演の長瀬智也が作詞・作曲を手掛けている。この週は珍しくジャニーズ勢が2作リリースされたが、その相乗効果もあってか初動6位の順位をキープし、オリコンを参考にしていた2013年第11節以来3年ぶりのトップ10入りとなった。

5位(8位) KAT-TUN「TRAGEDY」(3週目)
 新曲リリースにより再浮上。ちなみにタイアップの「金田一少年の事件簿R」の放送は今月までとなっている(4月からはアニメ版「逆転裁判」が始まる)。

4位(3位) AKB48唇にBe My Baby」(12週目

 10位から4位までをお送りしました。

 今週惜しくも11位だったのは初動17位だったtacica。1年5ヶ月ぶりでドラムの坂井俊彦が脱退し2人体制になってはじめてのシングルだったが、追い上げ届かずトップ10入りを逃し、格付け復帰とはならなかった

 それではベスト3の発表です。

3位(10位) SMAP世界に一つだけの花」(週目
 このシングルの発売日である3月5日に一斉購買を求める動きがあり、それにより再浮上となった。なお6日にこのシングルがトリプルミリオン(累計売上300万枚)を達成した事が正式に報じられた(実際は2月中に達成したと見られる、先週末時点の総売上は301.5万枚)。
 SMAPのメンバー分裂・解散報道に端を発したこの購買運動。グループの存続を訴えるファンの切実な思いが込められているが、あの生放送後に収録された番組の内容に、メンバーの距離感に違和感を覚えるファンも現れ、逆に「解散させるべきでは?」との声も広まりつつある。「スマスマが9月で打ち切りになるのでは」との報道もあり、まだまだこの騒動の余波は続きそうである。

2位(初登場) BTOB「Dear Bride」初動2位
 前作同様タワーレコード系列限定販売。前作は福山雅治を下す金星を挙げたが、さすがに今回は相手が悪く首位獲得とはならなかった。ただ2作連続で上位に入り新たなK-POP勢の先鋒役となるか今後に期待がかかる。

1位(初登場) 嵐「復活LOVE」(初動1位)
 NTT docomo「dヒッツ」CMソング。今回はその「dヒッツ」で独占先行配信され売上にどう影響するかと見られたが、今回も50万枚近い初動枚数を記録し圧勝。今年もチャンピオンに死角無しか。

 新譜を含めた今週のランキングはこちらからご覧下さい。

 以上が今週のランキングでした。なお先週の1位、2位。乃木坂46とラブ・クレッシェンドは共にランク外と急降下。イベント効果による売上である事を暗に示す結果となった。
 さて来週は共に東京ドームで節目のライブを行うKAT-TUNとμ'sが対戦。方や活動休止前最後のシングル、方やラストシングル。序盤はかなりの接戦になっており首位争いは今後の展開次第となりそうだ。来週のランキングも、どうぞご期待下さい。