週間シングルルックアップチャート(3月28日付)

 シングルCDのルックアップ(稼動数)に絞って紹介している週間シングルルックアップチャート。それでは今週のチャートをチェックしていきたいと思います。なお、ルックアップの要素がどのようなものかは、その他のBillboard Japanの要素を含めこちらをご覧下さい。ここでは実際のCD出荷数に近い数字とされるオリコンでの結果を中心に比較します。

順位(先週) 歌手名「曲名」(CDリリースからの経過週)
1位 嵐「復活LOVE」(4週目)
2位(初) トト子 feat.おそ松×カラ松×チョロ松×一松×十四松×トド松(遠藤綾櫻井孝宏中村悠一神谷浩史福山潤小野大輔入野自由)「SIX SHAME FACES ~今夜も最高!!!!!!~」
3位(1) AKB48「君はメロディー」(2週目)
4位(3週連続) 手嶌葵「明日への手紙」(6週目)
5位(3) aiko「もっと」(2週目)
6位(初) Kis-My-Ft2「Gravity」
7位(7) EXILE ATSUSHI + AI「No more」(2週目)
8位(5) KAT-TUN「UNLOCK」(3週目)
9位(初) ケツメイシ「さらば涙」
10位(初) ASIAN KUNG-FU GENERATION「Re:Re:」

 嵐が2週ぶり3度目の首位獲得。サウンドスキャンの集計方式変更に伴い、今年のBillboard Japan年間チャート首位の可能性は思わぬ形で消滅してしまったが、ルックアップでは累計売上枚数もあり、相変わらず他に追随を許さない稼動を見せている。
 先週首位だったAKB48はあっさり3位に後退。売上枚数では80万枚以上嵐とは差があるが、複数種購入の影響で稼動数ではあっさり嵐に逆転された。先日ドラマが最終回を迎えた手嶌葵は今週も4位。TSUTAYAレンタルランキングでは嵐を逆転し首位を獲得しており、この勢いがどこまで継続するか。


 続きまして今週のオリコンチャートとの比較です(-は100位以下でポイント有り。×は100位以下でポイント無し、もしくは欠測。?は不明)。トップ10とルックアップで20位以内に入った新譜を掲載。

1位(6) Kis-My-Ft2「Gravity」
2位(36) 防弾少年団「RUN-Japanese Ver.-」
3位(2) VOICE by トト子 feat.おそ松×カラ松×チョロ松×一松×十四松×トド松(cv.遠藤綾櫻井孝宏中村悠一神谷浩史福山潤小野大輔入野自由)「SIX SHAME FACES ~今夜も最高!!!!!!~」
4位(21) 下野紘 「リアル-REAL-」
5位(3)  AKB48「君はメロディー」(2週目)
6位(9) ケツメイシ「さらば涙/君と出逢って」
7位(83) JY「最後のサヨナラ」
8位(?) DEEP「MAYDAY
9位(10) ASIAN KUNG-FU GENERATION「Re:Re:」
10位(?) FES☆TIVE「進めジパング

 オリコンでは21.3万枚を計上したKis-My-Ft2だが、ルックアップでは6位と振るわず。限定盤のDVD(2種)目当てでの複数購入者が多かった結果、稼動が伸び悩んだか。TSUTAYAレンタルランキングでも13位と伸びを欠いている。防弾少年団も12.5万枚を計上しておきながらルックアップ36位は、稼働率が低いと言わざるを得ない。同じく韓国勢のJY(元KARAの知英)も同様だが順位が付いているだけまだまともか。
 逆に好調だったのが「おそ松さん」エンディング曲。稼動ではKis-My-Ft2を上回る2位を記録し今週の新譜では最上位となった。またTSUTAYAレンタルランキングでは新譜最上位だったケツメイシも好調な稼動をマーク。ASIAN KUNG-FU GENERATION稼働率の高さが伺える結果となった。