Green Hill Music Chart 2016 第23節結果

2016シーズン第23節(主に4月27日リリース作品)結果

 Green Hill Music Chartと格付けにつきましてはこちらをご覧下さい。他所より新譜扱いが1週遅いですが、理由あっての仕様ですのでご理解いただければと思います。

 第13節までのハイライトはこちらをご覧下さい。

 それでは、今週のランキングを発表します。
順位(前節の順位) 歌手名「曲名」(トップ10入り週数・初登場は初動順位)

10位(5位) ジャニーズWEST「逆転Winner」(2週目)

9位(初登場) スピッツ「みなと」(初動6位)
 「NTT東日本」CMソング。前作「さらさら/僕はきっと旅に出る」から約3年ぶりのシングルとなり、シングルリリース前にMステにも出演した。ただその時点(シングルリリースの1週前)で既に配信が解禁されており売上は配信寄りになった点と、7月にアルバムのリリースが発表されたためシングルの売上はやや苦戦したがトップ10には食い込んだ。

8位(初登場) アンジュルム「次々続々/糸島Distance/恋ならとっくに始まってる」(初動2位)
 ハロー!プロジェクトからは前節の℃-uteにつづくランクイン。先週は大阪、名古屋でツアーが行われており、さらにメンバーの一人、田村芽実が今月いっぱいで卒業するのも影響していそうだ。トップ10入りはスマイレージからの改名後初戦、15年第11節「大器晩成/乙女の逆襲」以来3作ぶりとなった。

7位(3位) SKE48「チキンLINE」(5週目
 3週連続3位から後退

6位(初登場) 西野カナ「あなたの好きなところ」(初動4位)
  大塚製薬「MATCH」CMソング。言うまでも無く配信では強さを発揮し、初動週では宇多田ヒカルを退ける推移を見せたが、CDシングルではやや順位が伸び悩む結果となってしまった。配信でも先週は宇多田ヒカルに盛り返され、順位的には相手が悪かった感もある。

5位(29位) SMAP世界に一つだけの花
 メンバー稲垣吾郎の名前にちなみ、5月6日を中心に購買運動が発生。第20節以来3週間ぶりのトップ10入りとなり、1月のメンバー分裂・解散報道以降では10週目のトップ10入りとなった。

4位(初登場) NMB48「甘噛み姫」(初動1位
 NMB48の今季初戦となったが、なんとベスト3入りも逃し4位と厳しい結果に。初動では26.3万枚を計上したものの、総選挙を控えた中だったためか2週目の売上は伸び悩んでしまった。ただイベントやキャラアニ.comからの再配送の影響により(月曜付のオリコンデイリーチャートでは1.9万枚を計上している)長期間ランクインする可能性はありそうだ。

 10位から4位までをお送りしました。

 今週惜しくも11位だったのは先週初動5位だったゴールデンボンバー。シングルチャートに登場する作品としては1年8ヶ月ぶり(前作「死 ん だ 妻 に 似 て い る」は“CD付きの雑貨”扱いでシングルチャートの対象外)となったが、伸びを欠きトップ10にはあと一歩及ばなかった。

 それではベスト3の発表です。

3位(初登場) Aqours恋になりたいAQUARIUM(初動3位
 「ラブライブ!」の新作「ラブライブ!サンシャイン!!」に登場するアイドルグループ。先月は「ラブライブ!」のμ'sがファイナルライブを行い盛り上げ方が難しい中でのリリースとなったが、デビュー作となった前作から売上をほぼ維持し、前作でも同日リリースだったNMB48を上回る順位をマークした。今週から1週間おきに派生ユニットのリリースがつづき、7月からのTVアニメに向け、舞台となる沼津を含め盛り上がりを見せそうだ。

2位(4位) 乃木坂46ハルジオンが咲く頃」(6週目
 先週は4日に京都で握手会が行われ、それに伴う上昇と見られる。

1位(4週連続) 欅坂46サイレントマジョリティー」(4週目)
 先週はイベントが行われていないものの新譜を退け、これで4週連続1位。異例の売上推移はどこまで続くのか。

 新譜を含めた今週のランキングはこちらからご覧下さい。

 以上が今週のランキングでした。

 さて来週はSexy Zoneが登場。月曜付けのオリコンデイリーでは欅坂46に約390枚差を付けているが、上記にあるNMB48の1.9万枚がどう判定されるのか。 来週のチャートもどうぞお楽しみに。