週間シングルルックアップチャート(5月30日付)

 シングルCDのルックアップ(稼動数)に絞って紹介している週間シングルルックアップチャート。それでは今週のチャートをチェックしていきたいと思います。なお、ルックアップの要素がどのようなものかは、その他のBillboard Japanの要素を含めこちらをご覧下さい。ここでは実際のCD出荷数に近い数字とされるオリコンでの結果を中心に比較します。

順位(先週) 歌手名「曲名」(CDリリースからの経過週)

1位(初) 嵐「I seek」
2位(1) Hey!Say!JUMP「真剣SUNSHINE」(2週目)
3位() 西野カナ「あなたの好きなところ」(4週目・レンタル開始5月14日)
4位(初) 速水奏飯田友子),塩見周子(ルゥティン),城ヶ崎美嘉佳村はるか),宮本フレデリカ高野麻美),一ノ瀬志希藍原ことみ)「Tulip」
5位(初) 安室奈美恵「Mint」
6位(6) ケツメイシ 「友よ~この先もずっと…」(5週目
7位(14) 嵐「復活LOVE」(13週目
8位(3) 欅坂46サイレントマジョリティー」(7週目
9位(11) Dream Ami「トライ・エヴリシング」(5週目)
10位(初) SHINee 「君のせいで」

 Billboard JAPANは今週のチャートが2016年度上半期最後の週となる。オリコンでは73.8万枚(サウンドスキャンでは73.4万枚)と高記録で首位を獲得した嵐がルックアップでも順当に首位を獲得。共にメンバー主演のドラマ主題歌(「世界一難しい恋」と「99.9-刑事専門弁護士-」)による両A面シングルとなっており、売上同様通常より高い稼動となる可能性が高いだろう。また新曲のリリースに合わせ、前作の「復活LOVE」も再浮上し2週間ぶりのトップ10入りとなった。
 Hey!Say!JUMPが高い稼動を維持し2位に踏みとどまり、レンタルが解禁された西野カナを抑える形となった。このベスト3はかなりの高レベルな争いとなっただろう。9位のDream Amiが初のトップ10入り。アニメ映画「ズートピア」日本語版主題歌となっておりCD発売週は17位だったものの、徐々に順位を上げ続け5週目でトップ10入りとなった。

 続きまして今週のオリコンチャートとの比較です(-は101位以下300位以内でポイント有り。×は301位以下でポイント無し、もしくは欠測。?はchart insightの各要素で20位以内が無く不明)。トップ10とルックアップで20位以内に入った新譜を掲載。

1位(1) 嵐「I seek/Daylight」
2位(10) SHINee「君のせいで」
3位(4) 速水奏(CV:飯田友子),塩見周子(CV:ルゥティン),城ヶ崎美嘉(CV:佳村はるか),宮本フレデリカ(CV:高野麻美),一ノ瀬志希(CV:藍原ことみ)「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER 02 Tulip」
4位(5) 安室奈美恵「Mint」
5位(-) バンドじゃないもん!「キメマスター!/気持ちだけ参加します。」
6位(2) Hey!Say!JUMP「真剣SUNSHINE」(2週目)
7位(×) SECRET GUYZ「私のカレーは世界一」(レンタル無し)
8位(57) Pile「Melody」
10位(?) ソナーポケット「ONE-SIDED LOVE」

 嵐以外の新譜で最高位はオリコン3位のゲーム「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ」からの楽曲。2位SHINeeとは売上差が倍近くあったものの、稼動では3強に次ぐ結果を残した。安室奈美恵は配信で週間首位を獲得しており、レンタルランキングでも3位に入っているとなると、稼動も配信寄りになっている可能性が高い。共に声優のPile小倉唯だが、前者はイベント目当ての複数購入があったためか、稼動では後者が上回る結果となった(小倉唯もイベントの予定があるが、早くて来週末となる)。なおソナーポケットは20位以内に入れなかったものの、レンタルランキングで19位に入っているためそれ程低い順位では無いだろう。