Green Hill Music Chart 2016 第34節結果

2016シーズン第34節(主に7月13日リリース作品)結果

 Green Hill Music Chartと格付けにつきましてはこちらをご覧下さい。他所より新譜扱いが1週遅いですが、理由あっての仕様ですのでご理解いただければと思います。

※ 今月は夏コミでリリースする「J-POP Analyze 2016 夏コミ号」執筆のため、多少内容が薄めになります。ご了承下さい。

 それでは、今週のランキングを発表します。
順位(前節の順位) 歌手名「曲名」(トップ10入り週数・初登場は初動順位)

10位(15) Guilty Kiss「Strawberry Trapper」(2週目)
 トップ10入りは第29節(8位)以来5週間ぶり

9位(16) Aqours恋になりたいAQUARIUM」(3週目)
  トップ10入りは第24節(5位)以来10週間ぶり。Guilty Kissを含めアニメ主題歌リリースの影響とみられる。

8位(初) YUKIポストに声を投げ入れて(初動8位
 映画「ポケモン・ザ・ムービーXY&Z「ボルケニオンと機巧のマギアナ」」主題歌。映画は16日から公開されており、主題歌のリリースは公開後となった。人気作品とのタイアップもあり、初動の8位をキープ。トップ10入りは2012年第21節以来、4年2か月ぶりとなった。

7位(6) 藤原さくら「Soup」(6週目)

6位() SuchmosMINT CONDITION」(2週目)
 初登場から1ランクアップ。ラジオでは引き続きパワープレイが続いているようだ。

5位(初) EXILE THE SECOND「YEAH!! YEAH!! YEAH!!」(初動1位
 THE SECOND from EXILEからの改名初戦でシングルリリースは約3年ぶりとなった。初動ではオリコン無敗の相手に大金星を挙げる番狂わせを演じたが、2週目までは売り上げが続かず5位に後退。ただ連続リリースの影響もありそうだ。

4位(1) 関ジャニ∞[エイト]「罪と夏」(2週目)

 10位から4位までをお送りしました。

 今週惜しくも11位だったのは先週初動7位だったDRAMATIC STARS & High×Joker。ゲーム「アイドルマスター SideM」2周年記念シングルの第1弾作品となっている。なお前作実績者ではASIAN KUNG-FU GENERATIONが初動13位から20位、SPYAIRは初動9位から23位まで後退。SPYAIRは格付けを失う結果となった。またSKE48が今週突如ランク外に沈み、連続ランクインが15週でストップした。

 それではベスト3の発表です。

3位(初) 水樹奈々STARTING NOW!(初動3位
 アニメ「この美術部には問題がある!」オープニング・テーマ。シングルリリースは約1年ぶりとなり、売上ではややブランクの影響を感じさせる部分があったもののきっちりベスト3はキープ。9月には(おそらく女性ソロ初となる)甲子園球場でのライブも控えており盛り上がりを見せそうだ。

2位(2) 桑田佳祐「ヨシ子さん」(3週目)
 3週連続2位。3週目に難敵である水樹奈々を振り切っての2位は価値があるだろう。

1位(初) NEWS「恋を知らない君へ」(初動2位)
 ドラマ「時をかける少女」エンディング・テーマ。初動ではEXILE THE SECONDによもやの敗戦を喫し、2週目に不安を残したものの何とか逃げ切り前作逃した首位を2作ぶりに獲得した。なおオリコンとの売上差は、初回スペシャルBOX(通常盤と初回盤の2枚セット)に1枚売りとは違う品番が設定されており、1セットを1枚と認識してしまった可能性が高い(ただEXILE THE SECONDは逆にオリコンでの計上枚数が低く、オリコン側の対応にも疑惑は残る)


 格付けの変動と新譜を含めた今週のランキングはこちらからご覧下さい。

 以上が今週のランキングでした。

 さて来週はKinki Kidsが登場。前作では月9主題歌で難敵だったback numberを退けたが、今回もAqoursが厄介な存在となりえるだけに油断はできないだろう。来週のチャートもどうぞお楽しみに。