7月のBillboard JAPAN Monthly Digestですが、今回は7月18日付から最新の8月8日付までのチャートをおさらいします。なおルックアップ(CD稼動数)のみにスポットを当てた「週間シングルルックアップチャート」も毎週取り上げておりますので、そちらもあわせてご覧下さい。なお、 詳しいチャートの内容に関しましてはこちらをご覧下さい。
7月18日付(公式解説、CHART insight)
関ジャニ∞が2部門で首位、ツイート4位で総合首位を獲得。ナオト・インティライミはCD売上17位だったが、ダウンロードの1位で売上総合では2位。ルックアップでも10位に入り総合では2位まで浮上。IDOLiSH7もCDセールス6位だったが、配信で巻き返し売上総合では4位。ルックアップ5位、ツイート6位で総合ではベスト3入り。逆にEXILE ATSUSHIはCDセールスでは2位だったが、その他の上位はルックアップの6位のみで総合では4位に後退。
Suchmosが各地のラジオ局でパワープレイを得てラジオ1位。CD売上15位から総合6位まで浮上。この週アルバムがリリースされたUNISON SQUARE GARDENはMステにも登場。その効果もありMV再生回数1位、ツイート5位で、56週目にして12位まで再浮上した。
7月25日付(公式解説、CHART insight)
84位 Aimer(エメ)「蝶々結び」(MV再生回数1位)
CDセールス1位をEXILE THE SECONDが獲得するよもやの展開となったが、NEWSが2部門で1位、ラジオ10位で売上での差を逆転した。EXILE THE SECONDは配信5位の売上分もあり首位争いでは有利かと思われたが、ルックアップ6位、ラジオ9位とそれ以外で伸びを欠き、総合では首位獲得ならず。水樹奈々はCD売上3位、ルックアップ4位でベスト3を維持。西野カナはこの週リリースされたアルバムの楽曲だが、配信で1位となり、ストリーミング9位も加え売上総合では4位に食い込みそのまま総合でも4位にランクイン。YUKIはCDセールス8位だったが、配信で結果を出し売上総合では6位。ラジオ4位も加わり総合ではベスト5入りとなった。
MV再生回数1位はAimerの新曲。RADWIMPSの野田洋次郎による楽曲でプロデュースも担当。岩井俊二監督によるMVが話題となり、CDリリース1か月前(配信は来週8日から)から高い再生回数を記録した。
8月1日付(公式解説、CHART insight)
2位 E-girls「E.G. summer RIDER」
17位 GLIM SPANKY「怒りをくれよ」(ラジオ1位)
KinKi KidsがCD売上1位、ルックアップ、ツイート2位、ラジオ10位と、ジャニーズ系で獲得可能な4要素全てでトップ10入り。E-girlsはCD売上2位、配信、ラジオ3位、ルックアップ、ツイート4位、MV再生回数5位、ストリーミング9位と、こちらは全7部門全てでトップ10入りするもKinKi Kidsには及ばず2位。この両者をルックアップで上回ったのがAqours。CD売上でも3位に入り総合でもベスト3入り。Da-iCEはCD売上4位以外は振るわなかったものの総合4位をキープ。配信で1位となった藍井エイルはCD売上7位と合わせ売上総合では5位に浮上。総合でもベスト5入りとなった。
配信とMVが解禁されたNissy(西島隆弘)がツイートで1位。MVでは月9で共演した有村架純と再び共演している。その月9の今季主題歌となったJY(元KARAの知英)がMV再生回数1位。今回も主題歌は話題になりそうだ。この週アルバムをリリースしたGLIM SPANKYがラジオ1位。なお来週(12日)のMステでこの曲を披露する予定となっている。
8月8日付(公式解説、CHART insight)
乃木坂46が2部門で1位。ツイート3位、ラジオ5位で総合首位獲得。ジャニーズWESTはCDセールス、ルックアップ2位、ツイート7位と乃木坂に力負けも高い水準での2位。安室奈美恵はCD売上こそ6位だったが、配信2位を加え売上総合では3位。ラジオ3位、ルックアップ6位となり総合ではベスト3入り。RADWIMPSは配信が解禁となり、配信とツイートで1位。売上総合では4位に入り、総合でも4位に再浮上。UVERworldはCD売上4位、ルックアップ5位となったが、RADWIMPSの勢いに押され総合では5位となった。