2016シーズン第41節(主に8月31日リリース作品)結果
Green Hill Music Chartと格付けにつきましてはこちらをご覧下さい。他所より新譜扱いが1週遅いですが、理由あっての仕様ですのでご理解いただければと思います。なお、Music Campにおいて発表した通り、この形式でのチャートは今季までとさせていただきます。あらかじめご承知おき下さい。
それでは、今週のランキングを発表します。
順位(前節の順位) 歌手名「曲名」(トップ10入り週数・初登場は初動順位)
10位(15) SMAP「ありがとう」(3週目)
トップ10入りは第39節(9位)以来2週間ぶり(上昇要因は後ほど記載)。
9位(5) 欅坂46「世界には愛しかない」(4週目)
8位(初) Beit & S.E.M「THE IDOLM@STER SideM 2nd ANNIVERSARY DISC 02」(初動5位)
ゲーム「アイドルマスター SideM」2周年シングルの第2弾。第1弾シングルは第34節に登場したが11位とトップ10入りには一歩及ばなかったが、今回はトップ10入りとなった。なお同じアイマス系のゲーム「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ」からのシングルも同日発売されたが、こちらは12位とトップ10入り出来なかった。
7位(30) EXILE THE SECOND「Shut up!! Shut up!! Shut up!!」(初のランクイン)
前節から大きく順位を上げ、このシングルでは初のランクインとなった(上昇要因は後ほど記載)
5位(6) NMB48「僕はいない」(5週目)
4位(1) SKE48「金の愛、銀の愛」(3週目)
10位から4位までをお送りしました。
今週惜しくも11位だったのは前節8位だった福田こうへい。どれだけ上位で粘れるかにより、今年紅白に復帰できるかも決まりそうだ。前作実績者では下野紘が初動10位から26位に、約2年ぶりとなったVAMPSは初動18位から27位に後退し共に格付けを失った。
それではベスト3の発表です。
3位(初) AKB48「LOVE TRIP/しあわせを分けなさい」(初動1位)S1から降格
6月に行われた総選挙により決定したメンバーによるシングル。初動では137.7万枚を計上したものの、2週目は精彩を欠き首位を明け渡す結果に。AKB48の首位逸は2014年第1節(舞祭組に敗れている)以来となり、なんと2週連続でS1ランカーが敗れる波乱となった。なおGrand Prixへは年間チャートからの選出となる見込みでワイルド・カード争いには影響しない。
EXILE THE SECOND同様、こちらも急浮上している。7・8日に東京ドームで行われた「HiGH&LOW THE LIVE」での物販販売による急騰と見られる(このライブは14・15日にも東京ドームで行われる)
首位獲得は第39節以来、今季だけで7度目となった。SMAPのデビュー日に当たる9月9日に大規模な購買運動が行われたのが要因と見られる。
なおその9月9日(通常は毎月10日発表だが、10日が土曜日だったため前倒し)に、日本レコード協会はこのシングルを3ミリオンに認定した。3ミリオン認定は「だんご3兄弟」以来史上2作目となる。このシングルの売上は8月28日時点で310万枚を突破しており(先週は6.2万枚を計上しており、現時点では320万枚に近い数字になっていると見られる)、これで名実ともにトリプルミリオンを達成し、購買運動の目的が達成された。あとはこの思いが、大きな力となって世の中を動かせるかどうかだろう。