週間シングルルックアップチャート(10月31日付)

 シングルCDのルックアップ(稼動数)に絞って紹介している週間シングルルックアップチャート。それでは今週のチャートをチェックしていきたいと思います。なお、ルックアップの要素がどのようなものかは、その他のBillboard Japanの要素を含めこちらをご覧下さいリンク先は書き換えを行いました)。

順位(先週) 歌手名「曲名(表題曲)」(CDリリースからの経過週・レンタル開始日)

1位(初) THE YELLOW MONKEY「砂の塔」
2位(初) Sexy Zone「よびすて」
3位() 星野源「恋」(3週目・レンタル開始10月22日
4位(初) サカナクション「多分、風。」
5位() 関ジャニ∞[エイト]「パノラマ」(2週目)
6位(5) JY「好きな人がいること」(8週目・レンタル開始9月17日)
7位(3) Hi-STANDARD「ANOTHER STARTING LINE」(3週目・レンタル開始11月5日
8位(2) ACE OF SPADES × PKCZ feat.登坂広臣「TIME FLIES」(2週目)
9位(6) 嵐「Power of the Paradise」(6週目
10位(14) 米津玄師 「LOSER/ナンバーナイン」(4週目・レンタル開始10月15日

 オリコンでは9.5万枚(サウンドスキャンでは5.9万枚で、ファンクラブ限定盤がカウントされなかった模様)で2位に入ったTHE YELLOW MONKEYがルックアップでは首位を獲得。今年1月に再結成を果たし、新曲としてのシングルリリースは実に15年9か月ぶりとなる。ドラマ「砂の塔~知りすぎた隣人」主題歌としてもそうだが、先のHi-STANDARD同様待望の新曲だけあって高い稼働率で売上差を逆転したようだ。
 トップ10に初登場は3作。レンタル開始による上昇が2作で米津玄師がトップ10復帰。なおHi-STANDARDは昨日から配信が始まり、レンタルも11月5日解禁となった。

 続きまして今週のサウンドスキャンチャートとの比較です(-は101位以下300位以内でポイント有り。×は301位以下でポイント無し、もしくは欠測。?はchart insightの各要素で20位以内が無く不明)。トップ10とルックアップで20位以内に入った新譜を掲載。

順位(ルックアップの順位) 歌手名「曲名」(CDリリースからの経過週)

1位(2) Sexy Zone「よびすて」
2位(1) THE YELLOW MONKEY「砂の塔」
3位(28) アンジュルム「上手く言えない/愛のため今日まで進化してきた人間 愛のためすべて退化してきた人間/忘れてあげる」
4位(39) SUPER JUNIOR-YESUNG「雨のち晴れの空の色」
5位(4) サカナクション「多分、風。」
6位(7) Hi-STANDARD「ANOTHER STARTING LINE」(3週目・レンタル開始11月5日
7位(-) まねきケチャ「タイムマシン/SPLASH」
8位(18) Dream Ami「Lovefool-好きだって言って-」
10位(3) 星野源「恋」(3週目・レンタル開始10月22日

15位(14) angela × fripSide「僕は僕であって」

 10.1万枚で首位を獲得したSexy Zoneだがルックアップでは2位に後退。相手が悪かったとも言えるが、売上でのリードを守り切れなかったのは稼働率の問題もありそうだ。サカナクションはCD売上の順位を上回る4位。上位が崩れたのもあるが、売上相応の稼働を見せた結果だろう。CD売上では15位だったangela × fripSideが稼働では健闘。共にアニソンでは多くの実績がある両者によるコラボシングルは話題性も高かった。