Green Hill Music Chart 2016 最終・第53節結果

2016シーズン最終・第53節(主に11月23日リリース作品)結果

 Green Hill Music Chartと格付けにつきましてはこちらをご覧下さい。他所より新譜扱いが1週遅いですが、理由あっての仕様ですのでご理解いただければと思います。なお、Music Campにおいて発表した通り、この形式(CDシングル売上チャートを用いた形式)でのチャートは今回までとなります。

※ 今週は2017シーズン開幕・第1節と同時進行でお送りします。第1節の結果は後ほどお伝えします。

 それでは、今週のランキングを発表します。
順位(前節の順位) 歌手名「曲名」(トップ10入り週数・初登場は初動順位)

10位(6) 林部智史「あいたい」(7週目
 新パッケージリリース後、7週までランクインを伸ばした。

9位(初) 流星隊「あんさんぶるスターズ! ユニットソングCD 2nd vol.05 流星隊」(初動5位)
 ゲーム「あんさんぶるスターズ!」からの楽曲。

8位(初) モーニング娘。'16「セクシーキャットの演説/ムキダシで向き合って/そうじゃない」(初動1位
 初動ではここ最近では1番の数字となる16.6万枚を計上し首位を獲得したが、2週目までその勢いが続かず8位まで後退。

7位(2) AKB48「ハイテンション」(2週目)

6位(4) 星野源「恋」(8週目
 8週目でようやくベスト5から脱落。

5位(初) Aqoursジングルベルがとまらない(初動3位)
 今回はゲーム「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル」からの楽曲。しかし初動は前作並と水準を維持した。

4位(11) GENERATIONS from EXILE TRIBE「PIERROT」(初のランクイン)
 横浜アリーナでのライブ物販により浮上。

 10位から4位までをお送りしました。

 今週惜しくも11位だったのは先週初動7位の陸奥守吉行,博多藤四郎,山伏国広,御手杵。アニメ「刀剣乱舞-花丸-」からの楽曲だったが、今回はトップ10入りとはならなかった。前作実績者ではSuperflyが初動14位から15位、GRANRODEOが初動19位から32位まで後退。共に初動の時点から前作ほどの勢いは無く最終節にして格付けから除外となった。

 それではベスト3の発表です。

3位() 乃木坂46「サヨナラの意味」(3週目)

2位(初) 桑田佳祐「君への手紙」(初動2位)
 WOWOW「開局25周年」CMソング。売上は前作ほどでは無かったが2週目に粘りを見せる辺りはベテランの味と言ったところか。これでGrand Prixへの選出はほぼ確実なものとなった。

1位() SMAP世界に一つだけの花」(28週目
 トップ10入り28週と圧倒的な記録を打ち立て、今季最終節で9勝目をマーク。しかし、グループ存続を願うこの願いが届く事無く、12月31日(事実上SMAPxSMAP最終回の26日)に解散を迎えそうだ。

 格付けの変動と新譜を含めた今週のランキングはこちらからご覧下さい。

 以上が今週のランキングでした。


ご挨拶:
 今シーズンもGreen Hill Music Chartをご覧いただきまして、誠にありがとうございました。今週のランキングを持ちまして2016年シーズンが終了しました。今季は2月にこのランキングのデータ元となっているサウンドスキャンが集計対象を変更し、さらにSMAPの解散による購買運動もあり、ヒット曲をCD売上だけで伝える事が益々困難になってきている状況が進んだ1年でもありました。ご覧いただいいている方も、ヒット曲としては違和感を覚えた事例が多々あったかもしれません。旧来での方法からの転換が必要とも感じられる1年でした。
 来シーズンからはCD稼働によるランキングを開始します。CD売上だけでは読み取れない、より世の中に受け入れられている楽曲を皆様に提供できれば幸いです。

 それでは、2017シーズン開幕・第1節の発表をお待ちください。