(2016 Dec.)Billboard JAPAN Monthly Digest

 12月のBillboard JAPAN Monthly Digestですが、今回は12月19日付から1月9日付までのチャートをおさらいします。なおBillboard JAPANの詳しいチャートの内容に関しましてはこちらをご覧下さい

※ CDリリース週、配信解禁週、もしくはそれ以前の曲は赤文字表記

12月19日付(公式解説CHART insight
1位 星野源「恋」(ダウンロードストリーミングラジオツイートMV再生回数1位) 27,933Pt.
2位 関ジャニ∞[エイト]「NOROSHI」CD売上ルックアップ1位) 25,069Pt.
3位 EXO「Coming Over」 17,582Pt.
4位 欅坂46「二人セゾン」 7,907Pt.
5位 ピコ太郎「PPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)」 7,631Pt.

 星野源が先週首位だった4部門に加えラジオでも首位を獲得。ルックアップでも2位に入り新譜勢を振り切り2週ぶり4度目の首位獲得。なお4度目の首位獲得はBillboard JAPAN Hot 100での新記録となる関ジャニ∞は21.7万枚を計上し2部門で首位、ラジオ7位、ツイート9位だったものの、なんと2作連続で同じ曲に敗北する珍事が発生。EXOも15.0万枚を計上、ツイートでも2位に入っており普段の週なら首位を獲得していてもおかしくない数字となっている。

12月26日付(公式解説CHART insight
1位 星野源「恋」(ダウンロードストリーミングラジオツイートMV再生回数1位) 28,107Pt.
2位 Hey!Say!JUMP「Give Me Love」CD売上ルックアップ1位) 27,712Pt.
3位 ピコ太郎「PPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)」 7,018Pt.
4位 back number「ハッピーエンド」 5,946Pt.
5位 RADWIMPS前前前世」 5,590Pt.

 星野源が先週に引き続き5部門で首位。ルックアップ2位、CDセールスも8位に再浮上し7部門全てでトップ10入り。先週の関ジャニを上回る25.3万枚を計上したHey!Say!JUMPを振り切り2週連続5度目の首位獲得となった。そのHey!Say!JUMPは2部門で首位、ツイートでも7位に入ったが、ラジオ62位が響き星野源にあと一歩及ばず。ここがもう少し上位であれば結果は変わっていただろう。

 ポイント換算変更?(10CD = 1Pt. になっていない)

1月2日付(公式解説CHART insight
1位 星野源「恋」(ダウンロードストリーミングルックアップツイートMV再生回数1位) 35,534Pt.
2位 QUARTET NIGHT「God's S.T.A.R.」CDセールス1位) 11,477Pt.
3位 SHINee「Winter Wonderland」 9,821Pt.
4位 L'Arc~en~Ciel「Don't be Afraid」 7,137Pt.
5位 ピコ太郎「PPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)」 6,681Pt.

10位 back number「クリスマスソング」(ラジオ1位) 5,220Pt.

 ポイント換算の変更と「逃げ恥」の最終回に合わせ星野源が先週からポイントを大幅に伸ばし3週連続6度目の首位獲得。なお3週連続1位はBillboard JAPAN Hot 100での新記録となる。この週はラジオが2位に落ちたもののルックアップが首位となり5部門制覇。CDセールスも9位でこの週も7部門全てでトップ10入りとなった。10.2万枚を計上しCDセールス首位となったQUARTET NIGHTはルックアップ、ツイートでも4位に入り総合2位。ルックアップでも上位に入り特典効果のみならず、CDもちゃんと聞かれたようだ。9.1万枚を計上したSHINeeはツイートも6位で総合3位。L'Arc~en~CielはCDセールス5位だったが、ルックアップでも7位に入り総合では4位。集計がクリスマスシーズンに重なり、back numberの昨年の曲がラジオで星野源から首位を奪い総合10位に食い込んだ。クリスマスの新たな定番ソングとなるのか。

1月9日付(公式解説CHART insight
1位 星野源「恋」(ダウンロードストリーミングラジオルックアップツイートMV再生回数1位) 34,644Pt.
2位 NMB48「僕以外の誰か」CDセールス1位) 33,239Pt → 27,772Pt.
3位 RADWIMPS前前前世」 7,911Pt.
4位 SMAP「ありがとう」 7,857Pt.
5位 ピコ太郎「PPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)」 7,545Pt.

 星野源がラジオで首位を取り返しなんと6部門で首位を獲得。CDセールスも3位まで順位を上げ、36.4万枚を計上したNMB48を下し4週連続7度目の首位獲得となった。なお6部門首位獲得はBillboard JAPAN Hot 100での新記録となるNMB48は勝ちパターンだったが、相手が悪かったとしか言いようが無い。ただルックアップ6位は前作ほど低い順位ではないが、やはり稼働率の低さが表れており、計上枚数ほどの人気があるかは疑問視される。この週は年末年始が絡む週だったため、今年の振り返りの意味もあってかRADWIMPSやピコ太郎のポイントが再浮上している。


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