(2017 Feb.)Billboard JAPAN Monthly Digest

 2月のBillboard JAPAN Monthly Digestですが、今回は2月13日付から3月6日付までのチャートをおさらいします。なおBillboard JAPANの詳しいチャートの内容に関しましてはこちらをご覧下さい。
 現在、昨年の年間チャートについてのまとめを掲載しております。その4に関しましては近日中にもお伝えできればと思っておりますので、どうぞお楽しみに。

※ CDリリース週、配信解禁週、もしくはそれ以前の曲は赤文字表記

2月13日付 (公式解説CHART insight)※ この週からGoogle Play Musicでの再生回数がストリーミング要素に追加
1位 星野源 「恋」 (ダウンロードルックアップMV再生回数1位) 11,590Pt.
2位 UVERworld一滴の影響CDセールス1位) 9,608Pt.
3位 A.B.C-Z 「Reboot!!!」 7,085Pt.
4位 [Alexandros] 「SNOW SOUND」 (ラジオ1位) 5,032Pt.
5位 城ヶ崎莉嘉山本希望),緒方智絵里大空直美),北条加蓮渕上舞),川島瑞樹東山奈央),大槻唯(山下七海) 「BEYOND THE STARLIGHT」 4,736Pt.
6位 グリーンボーイズ 「声」 (ストリーミング1位) 4,657Pt.

16位 西野カナ 「トリセツ」 (ツイート1位) 2,630Pt.

 CDセールス1位が4.9万枚と低かったのもあり、星野源が首位を取り返し2週ぶり11度目の首位獲得。数値は落ちてきているが、それでも3部門で首位、ストリーミング2位、ツイート9位と5部門でトップ10入りし、しっかりポイントを重ねている。CDセールスでは約1,100枚差での決着となったUVERworldA.B.C-Zだが、総合では2,500ポイント差と大きな差に。UVERはCDセールス1位、ダウンロード、ルックアップ2位。A.B.C-ZはCDセールス、ツイート2位、ルックアップ8位となり、ダウンロードでの獲得ポイントが大きかったようだ。[Alexandros]はラジオで1位、ルックアップ5位でCDセールスの7位から順位を伸ばし、総合ではCDセールス3位、ルックアップ4位のデレマスを上回る4位となった。そしてこの週は漫画家の吉谷光平氏によるTwitterへの投稿に大量RTが付いた影響で西野カナ 「トリセツ」が突如ツイート1位に。同じくさだまさし「関白宣言」がツイート4位に入り総合59位にランクインする珍事が発生した。


1位 NEWS 「EMMA」CDセールスルックアップ1位) 15,590Pt.
2位 星野源 「恋」 (MV再生回数1位) 11,367Pt.
3位 AAA 「MAGIC」 (ツイート1位) 10,925Pt.
4位 Doughnuts Hole 「おとなの掟」 (ダウンロード1位) 9,464Pt.
5位 Happiness 「REWIND」 6,935Pt.

19位 イトヲカシ 「さいごまで」ラジオ1位) 2,369Pt.

 NEWSが2部門で1位、ツイート3位、ラジオ8位で総合首位獲得。AAAはツイート1位で底上げし、ストリーミング2位、CDセールス、ルックアップ5位、ダウンロード、ラジオ9位と6部門でトップ10入りし総合3位に浮上。ドラマ「カルテット」主題歌のDoughnuts Holeは配信限定だがダウンロードで1位、セールス総合でも2位となり総合4位。CDセールス3位のHappinessはツイート9位があったものの、上位の勢いに押し出される形で総合では5位まで。ラジオ1位となったイトヲカシはCDセールスの19位と同じ順位で決着。ラジオ以外の要素がまだまだか。


2月27日付 (公式解説CHART insight
1位 HKT48 「バグっていいじゃん」 (CDセールス1位) 28,416Pt. → 26,195Pt.
2位 Perfume 「TOKYO GIRL」ダウンロードルックアップ1位) 13,066Pt.
3位 米津玄師 「orion」 11,092Pt.
4位 星野源 「恋」 (MV再生回数1位) 9,049Pt.
5位 LiSA 「Catch the Moment (ツイート1位) 7,960Pt.

26位 イトヲカシ 「さいごまで」 (ラジオ1位) 1,874Pt.

 HKT48がCDセールス1位、ツイート7位で総合首位を獲得。ただ31.7万枚の売上でルックアップ12位は心許ない結果と言える。そのルックアップで首位となったのがPerfume。こちらはダウンロードでも1位となりラジオ2位、ツイート3位でポイントを大きく伸ばした。また米津玄師もツイート2位、CDセールス、ラジオ3位、ルックアップ、MV再生回数7位と各要素で上位に入り星野源を上回り3位にランクイン。CDセールス4位のLiSAはツイートで1位となりルックアップでも4位に入り総合ベスト5入りとなり、HKT以外のCD売上上位はその他の要素でもポイントを積み重ねた。

3月6日付 (公式解説CHART insight
1位 Hey!Say!JUMP 「OVER THE TOPCDセールスルックアップ1位) 29,931Pt.
2位 星野源 「恋」 (MV再生回数1位) 9,047Pt.
3位 LiSA 「Catch the Moment」 6,291Pt.
4位 Perfume 「TOKYO GIRL」 6,187Pt.
5位 小沢健二 「流動体について」 5,690Pt.

10位 SHISHAMO 「明日も」ラジオ1位) 4,221Pt.
11位 ターニャ・デグレチャフ悠木碧) 「Los!Los!Los!」ダウンロード1位) 3,874Pt.
12位 AAA 「MAGIC」 (ストリーミング1位) 3,776Pt.
18位 三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE 「HAPPY」ツイート1位) 2,723Pt.

 Hey!Say!JUMPが2部門で首位に立った他、ツイートでも9位に入り総合首位獲得。星野源とLiSAがポイントを落としながら順位を上げベスト3入り。19年ぶりのシングルリリースとなった小沢健二がCDセールス3位、ルックアップ5位、ラジオ6位で総合5位となった。ラジオ1位はこの週アルバムをリリースしたSHISHAMO、ダウンロード1位はアニメ「幼女戦記」エンディングテーマのターニャ・デグレチャフ、ストリーミング1位はAAA、2週間後にリリースを控える三代目 J Soul Brothersがツイートで1位となり、各部門の1位がバラける結果となった。