Green Hill Music Chart 2017 第20節結果

2017シーズン第20節(主に4月12日リリース作品)結果

 Green Hill Music Chartと格付けにつきましてはこちらをご覧下さい。2017年シーズンからBillboard JAPAN Hot100でのチャート要素の1つであるルックアップ(推定CD稼働)のランキングを格付け要素として発表します。またCD売上の要素はこの記事内で極力示さない方針で記載しますのでご理解いただければと思います。なお、ルックアップの要素がどのようなものかは、その他のBillboard Japanの要素を含めこちらをご覧下さい(リンク先は2017年度第19節時点での最新仕様に書き換えました)。

 それでは、今週のランキングを発表します。
順位(先週の順位) 歌手名「作品名」(CDリリースからの経過週・レンタル開始日)

1位(1) 欅坂46「不協和音」(2週目・レンタル開始4月22日
2位() 乃木坂46インフルエンサー」(4週目・レンタル開始4月8日
3位(初) GENERATIONS from EXILE TRIBE「太陽も月も」
4位(初) After the Rain(そらる×まふまふ)「アンチクロックワイズ
5位(初) NGT48「青春時計」レンタル開始4月29日
6位(5) 星野源「恋」(28週目
7位(2) AqoursHAPPY PARTY TRAIN」(2週目)
8位(6) Perfume「TOKYO GIRL」(9週目
9位(7) AKB48「シュートサイン」(5週目
10位(9) 大原櫻子「ひらり」(6週目・レンタル開始3月25日)


 欅坂46が新譜を退け2週勝ち抜き。レンタルは今週末解禁だがCD売上、配信共に好調で、今週も前作の「二人セゾン」と1年前にリリースされたデビュー曲「サイレントマジョリティー」がベスト20入りしており、新作の効果が旧譜にも波及している。また乃木坂46がレンタル解禁に伴い2位に再浮上。欅坂、乃木坂の1・2フィニッシュとなった。
 新譜最上位は3位のGENERATIONS。夏(発売日未定)にアルバムを控えているためか、今回は配信やレンタルで高い順位をマークしており、楽曲に対するリアクションはCD売上以上のものがありそうだ。4位には初のシングルリリースとなるAfter the Rainがランクイン。アニメ「クロックワーク・プラネット」エンディング・テーマとなっているが、2枚同時リリースの「解読不能」(アニメ「アトム ザ・ビギニング」オープニング・テーマ)は36位と結果が大きく分かれた。注目されたNGT48は5位。レンタル未解禁ではあるが、CD売上で他を圧倒していただけに物足りない結果となってしまった。
 TSUTAYAレンタルランキングは3位に乃木坂46、4位にGENERATIONSが入ったが1位・2位に変化無し。3週連続23度目の首位となった星野源は28週目でベスト5から陥落したが、どこまでベスト10を維持できるだろうか。
 11位以下では14位に三森すずこ、16位にBRAHMAN、17位に倉木麻衣が初登場。BRAHMANはCD売上でこの両者に劣り、レンタルも未解禁ながらこの順位に入っており、CDの稼働率は非常に高そうだ。レンタル開始時の再浮上にも期待がかかる。

 格付けの変動を含めた今週のランキングはこちらからご覧下さい。

 以上が今週のランキングでした。

 来週はいよいよ昨年のランキング1位、嵐が登場。2週勝ち抜きの欅坂46は強敵だが、この局面をどう切り抜けるか。来週のチャートもどうぞお楽しみに。