2017シーズン第25節(主に5月17日リリース作品)結果
Green Hill Music Chartと格付けにつきましてはこちらをご覧下さい。2017年シーズンからBillboard JAPAN Hot100でのチャート要素の1つであるルックアップ(推定CD稼働)のランキングを格付け要素として発表します。またCD売上の要素はこの記事内で極力示さない方針で記載しますのでご理解いただければと思います。なお、ルックアップの要素がどのようなものかは、その他のBillboard Japanの要素を含めこちらをご覧下さい(リンク先は2017年度第19節時点での最新仕様に書き換えました)。
それでは、今週のランキングを発表します。
順位(先週の順位) 歌手名「作品名」(CDリリースからの経過週・レンタル開始日)
1位(初) 亀と山P「背中越しのチャンス」
2位(2) 嵐「I'll be there」(5週目)
5位(7) シェネル「デスティニー」(2周目)
6位(初) MONSTA X「HERO」(レンタル未定)
7位(初) WANIMA「Gotta Go!!」(レンタル開始6月3日)
9位(6) 欅坂46「不協和音」(7週目・レンタル開始4月22日)
10位(8) 星野源「恋」(33週目)
亀梨和也と山下智久による“亀と山P”が今週のチャートを制した。この2人は11年半前に“修二と彰”名義で「青春アミーゴ」をリリースし、センバツ高校野球の入場曲となるまでに至る大ヒット曲を歌い、それ以来となる2人でのシングルとあって注目を集めていたが、前評判通りのCD稼働を見せたようだ。
先週1位から後退した嵐は2位をキープ。なお今週の結果で、嵐がHey!Say!JUMPを上回り格付け1位に浮上した。先週首位のRADWIMPSは3位に後退も急落では無いため、稼働は引き続き好調なようだ。
先週初登場したシェネルが2つ順位を上げベスト5入り。今週のTSUTAYAレンタルランキングでは亀と山Pを上回り週間1位を獲得している。6位には日本デビュー戦となったMONSTA Xが登場。先週の防弾少年団、CNBLUEに続くK-POPからのランクインで、レンタル開始未定ながらこの順位は、ファンがビルボード対応のためCDを稼働させている可能性も考えられる。WANIMAはMONSTA Xにつづく7位。こちらはレンタル開始が6月に入ってからのため、その際の再浮上が見込まれる。なお前作の「JUICE UP!!」も15位まで再浮上。配信でも前作を含め複数が上位進出を果たし、ちょっとしたお祭り状態となった。そして週末にレンタルが解禁されたばかりの西野カナが急浮上。来週どこまで順位を伸ばせるか。
11位以下では11位にClariSがレンタル解禁に伴いこのシングルでの最高順位を更新。アニメ「エロマンガ先生」オープニング・テーマとなっており配信でも今回は好調な売れ行きを見せている。同じくレンタル解禁に伴い18位にレキシがランクアップ。1年5か月ぶりと間隔が空いての2ndシングルとなったが話題性の高さを示した。ここには16位にSECRET GUYZ、20位に南條愛乃が初登場。前者はレンタル開始未定ながら16位に食い込み、次作以降に期待が持てる結果に。一方南條愛乃はやなぎなぎとのコラボシングルを含め2枚同時リリースが仇となったか、今回は順位を伸ばせなかった。