2017シーズン第26節(主に5月24日リリース作品)結果
Green Hill Music Chartと格付けにつきましてはこちらをご覧下さい。2017年シーズンからBillboard JAPAN Hot100でのチャート要素の1つであるルックアップ(推定CD稼働)のランキングを格付け要素として発表します。またCD売上の要素はこの記事内で極力示さない方針で記載しますのでご理解いただければと思います。なお、ルックアップの要素がどのようなものかは、その他のBillboard Japanの要素を含めこちらをご覧下さい(リンク先は2017年度第19節時点での最新仕様に書き換えました)。
それでは、今週のランキングを発表します。
順位(先週の順位) 歌手名「作品名」(CDリリースからの経過週・レンタル開始日)
1位(1) 亀と山P「背中越しのチャンス」(2週目)
4位(初) 渋谷凛(福原綾香),上条春菜(長島光那),神谷奈緒(松井恵理子),神崎蘭子(内田真礼),三船美優(原田彩楓)「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS LITTLE STARS! エチュードは1曲だけ」
5位(2) 嵐「I'll be there」(6週目)
6位(初) TrySail「adrenaline!!!」
8位(5) シェネル「デスティニー」(3週目)
新譜を抑え、亀と山Pが2週勝ち抜きに成功。今週のTSUTAYAレンタルランキングではシェネルを逆転し2週目で首位浮上しており、12年前同様のロングヒットになる可能性も見えてきている。ドラマが放送されている今月中にどれだけ稼働を伸ばせるか。
2位には「うたプリ」のキャラソンが新譜最上位としてランクイン。先週リリースされたシングルも今週10位に入り2作同時トップ10入りとなったが、先週末にメットライフドーム(西武ドーム)でライブが行われた影響のようだ。ただそのライブでは入場方法を巡りトラブルが発生し、開演時間までに入場出来なかったファンが続出。最悪訴訟問題にまで発展しかねない事態となっているようだ。
レンタルが解禁された西野カナはうたプリに及ばず3位まで。とは言え前作も11週にわたりトップ10入りしていたため、ここからどれだけ上位に居座れるかとなるだろう。4位にはアニメ「アイドルマスター シンデレラガールズ劇場」の5月エンディングテーマがランクイン。こちらはシンデレラガールズとして先週末は金沢でライブを行っている。
6位にはTrySailがランクイン。アニメ「エロマンガ先生」エンディングテーマとなっており、オープニングテーマのClariSと共に上位ランクとなった。またこの曲は今週の配信チャートで週間1位を記録しており、配信でもヒットを記録している。なおこちらも先週末、ソニーミュージック合同のアニソンフェスがさいたまスーパーアリーナで行われ、それに出演した。
11位以下では、11位にGReeeeNがランクイン。妹分であるwhiteeeenとのコラボ曲を収録したシングル(逆にGReeeeNとのコラボ曲を収録したwhiteeeenのシングルも同時リリースされている)となっており、相変わらず売上には出てこないCDの稼働を見せている。コブクロは12位とトップ10入りならなかったものの、こちらはレンタルが未解禁。これは今週29位と順位を伸ばせなかったmiwaも同様で、レンタル解禁と共に本領を発揮するだろう。18位に鈴木このみ(ロクでなし魔術講師と禁忌教典)、20位に井口裕香(ソード・オラトリア ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝)とアニソンの進出が多い今週のランキングとなった。そして星野源「恋」が15位に後退し遂にトップ10から陥落。なんと33週にわたりトップ10をキープし首位も8回獲得。配信やMVを含めた新世代の大ヒット曲として多くの人々に愛されたのは言うまでもないが、ここでトップ10からは姿を消す事になった。
なお今週のチャートで上半期が〆られる予定となっており、ここまでの結果を元に「Green Hill Music Camp 2017」、ならびに「Green Hill Music Trial 2017」の選考を行う予定となっている。発表は7月の3連休を予定しているので、こちらもお待ちいただければと思います。