2017シーズン第32節（主に７月５日リリース作品）結果
Green Hill Music Chartと格付けにつきましてはこちらをご覧下さい。2017年シーズンからBillboard JAPAN Hot100でのチャート要素の１つであるルックアップ（推定CD稼働）のランキングを格付け要素として発表します。またCD売上の要素はこの記事内で極力示さない方針で記載しますのでご理解いただければと思います。なお、ルックアップの要素がどのようなものかは、その他のBillboard Japanの要素を含めこちらをご覧下さい（リンク先は2017年度第19節時点での最新仕様に書き換えました）。
それでは、今週のランキングを発表します。
順位（先週の順位） 歌手名「作品名」（CDリリースからの経過週・レンタル開始日）
１位（初） Hey!Say!JUMP/A.Y.T.「Precious Girl/Are You There?」（レンタル開始７月22日）
２位（１） 嵐「つなぐ」（２週目）
３位（初） SEKAI NO OWARI「RAIN」（レンタル開始７月22日）
４位（２） 亀と山Ｐ「背中越しのチャンス」（８週目）
５位（初） AAA「No Way Back」
６位（10） B'z「声明/Still Alive」（４週目・レンタル開始７月１日）
７位（５） 平井堅「ノンフィクション」（５週目・レンタル開始６月24日）
８位（３） 嵐「I'll be there」（12週目）
９位（７） WANIMA「Gotta Go!!」（８週目・レンタル開始６月３日）
10位（19） 米津玄師「ピースサイン」（３週目・レンタル開始７月８日）
Hey!Say!JUMPとそのメンバー３人（有岡大貴・八乙女光・高木雄也）による分割ユニットA.Y.T.の楽曲を収録したスプリットシングルが初登場で首位を獲得。今回はレンタルがCD発売と同時では無いため、２週目の嵐相手に首位を奪えるかが焦点となっていたが、問題無く首位獲得に成功。ランキング２位の力を示す結果となった。
SEKAI NO OWARIも現時点でレンタルは未解禁ながらベスト３入りを果たした。いつもはCDリリース後に配信を解禁していたが、今回は逆にCDリリース前に配信でリリースし、そこでの成果がCD稼働にも繋がっているようだ。レンタル解禁後の再浮上も期待出来る。
６人体制となったAAAは５位と上位勢に阻まれる形となり格付けを上げられなかった。レンタルが解禁されたB'zが６位に再浮上。週末にレンタルが開始された米津玄師は10位に浮上し、来週は更に上位が狙えそうだ。
11位以下ではSuchmosが14位に初登場。CMに使われ話題となった「STAY TUNE」がロングヒットとなっており、そこで得た人気を引き継げているようだ。こちらもレンタルが開始されていないため、レンタル解禁後の再浮上が見込めるだろう。ゆず「謳おう」EPが週末にレンタルが開始となり17位に浮上。来週はトップ10入りとなるだろうか。
以上が今週のランキングでした。
来週はKinki Kidsが登場。しかしランキングは現在32位で、CD稼働となると嵐、Hey!Say!JUMP相手だと苦しい展開となりえそうだ。UVERworldはレンタルがCD発売と同時ではないため、初動はやや順位が出ない可能性がある。ジャニーズ勢同士の上位争いはどう展開するのか。来週のチャートもどうぞお楽しみに。
お知らせ：
今季上半期表彰となる「Green Hill Music Camp 2017」をいよいよ今週末の３連休で発表いたします。選出歴が無いものの、今季の活躍が著しいアーティストを取り上げる「Green Hill Music Trial 2017」、そして上半期の音楽総決算となる「Green Hill Music Camp 2017」をどうぞお楽しみに！
