Green Hill Music Chart 2017 第51節結果

2017シーズン第51節(主に11月15日リリース作品)結果

 Green Hill Music Chartと格付けにつきましてはこちらをご覧下さい。2017年シーズンからBillboard JAPAN Hot100でのチャート要素の1つであるルックアップ(推定CD稼働)のランキングを格付け要素として発表します。またCD売上の要素はこの記事内で極力示さない方針で記載しますのでご理解いただければと思います。なお、ルックアップの要素がどのようなものかは、その他のBillboard Japanの要素を含めこちらをご覧下さい(リンク先は2017年度第44節時点での最新仕様に書き換えました)。

 それでは、今週のランキングを発表します。
順位(先週の順位) 歌手名「作品名」(CDリリースからの経過週・レンタル開始日)

1位(1) 嵐「Doors~勇気の軌跡~」(2週目)
2位(初) 関ジャニ∞[エイト]「応答セヨ」
3位(初) Aqours「勇気はどこに?君の胸に!」
4位(2) 欅坂46「風に吹かれても」(4週目・レンタル開始11月11日
5位(初) 315 STARS「THE IDOLM@STER SideM ANIMATION PROJECT 01 Reason!!」
6位(初) UNISON SQUARE GARDENfake town babyレンタル開始12月2日
7位(初) 一十木音也(寺島拓篤),聖川真斗(鈴村健一),四ノ宮那月(谷山紀章),一ノ瀬トキヤ(宮野真守),神宮寺レン(諏訪部順一),来栖翔(下野紘),愛島セシル(鳥海浩輔)「うたの☆プリンスさまっ♪ Shining Live テーマソングCD」
8位(5) 乃木坂46「いつかできるから今日できる」(6週目・レンタル開始10月28日)
9位(6) 西野カナ「手をつなぐ理由」(5週目・レンタル開始11月4日)
10位(7) Aimer(エメ)「ONE/花の唄/六等星の夜 Magic Blue ver.」(6週目・レンタル開始10月28日)


 嵐が新譜を退け2週連続1位。嵐は前々作「I'll be there」で3週連続1位を記録しているが、それ以来となる2週連続1位となる(前作「つなぐ」は初登場1位の後、3週間後に1位返り咲き)。今週のTSUTAYAレンタルランキングでも2週連続1位と、CDの稼働も売れ行き同様ここ最近の中では特に推移が良さそうだ。
 その煽りを受け関ジャニ∞が2位に甘んじる結果となった。このチャートにおける関ジャニの首位逸は「パノラマ」以来4作ぶり(Hi-STANDARDに敗れている)。現行ルールでは6作前の「侍唄(さむらいソング)」がback numerに敗れており、前作ようやく最高位であるS1ランクまで戻ってきたがよもや同門である嵐に敗れ、その地位を1度も防衛出来ず陥落となってしまった。
 今週は人気アニメの主題歌が大挙して参戦。最上位となったのは「ラブライブ!サンシャイン!!」2期エンディング曲のAqours。強敵相手でもしっかりベスト3入りし格付けを維持。Grand Prix選出が見えてきたか。5位にはアニメ版「アイドルマスターSideM」の315 STARSがランクイン。6位には「血界戦線 & BEYOND」主題歌のUNISON SQUARE GARDEN、7位はアプリゲーム「うたの☆プリンスさまっ♪ Shining Live」の主題歌がランクイン。10位のAimerを含め、トップ10の半数がアニメ・ゲーム関連の楽曲となった。
 11位から20位までには新譜は無し。レンタルランキングで3位に浮上したUruが初登場22位から11位にランクアップ。ドラマ「コウノドリ」主題歌となっており、息の長い稼働を見せる可能性がある。週末にレンタルが解禁されたMAN WITH A MISSIONが17位まで再浮上。来週更に上位をうかがう。



 以上が今週のランキングでした。

 さて来週はいよいよ2017年シーズンの最終節。格付け最上位はジャニーズWESTとなっているが、AKB48も3連敗は避けたいところ。しかしS1ランクの関ジャニを退けた嵐の勢いが両者を飲み込む可能性もあり、首位争いは三つ巴の様相を呈している。果たして今季を締めくくるのは? 来週のチャートも、どうぞお楽しみに