2018シーズン、上半期・年間表彰の選考要素について(訂正

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 今季も今週で第25節を迎えますが、現状来週発表の第26節(6月4日付)、もしくは再来週発表の第27節(6月11日付)をもって今シーズンの上半期が終了する予定です(同一日程の2012年では第27節までが上半期となっていた)。そこで今回は今季の「上半期・年間表彰の選考要素について」お知らせします。
追記:5月30日発表分の第26節までが上半期となります。

 上半期表彰も今年で11年目となり、開始当初から音楽を取り巻く環境が大幅に変化していきました。当ブログの上半期、および年間表彰「Green Hill Music Camp」「Green Hill Music Trial」「Green Hill Music Grand Prix」もその変化に応じ、選考基準を再構築しその年の流行曲をお伝えしてまいりましたが、今年は上半期表彰について大きく変更を加えていきます。

 例年「Green Hill Music Camp」および「Green Hill Music Trial」は7月の3連休に合わせ発表してまいりましたが、これは選考基準の一つであるレコチョクの上半期ランキングが7月にならないと発表されないためであり、下半期に入り、Billboard JAPANの上半期終了から一ヶ月以上経過した段階での発表は新鮮味に欠ける部分もありました。しかし昨年秋からBillboard JAPANで、そして今年度に入りオリコンで複数業者による合算のダウンロードチャートが発表され、一社提供のデータより広範囲のデータが発表されるようになりました。そこで今季からオリコンのデジタルシングル上半期チャート(Billboard JAPANのダウンロードチャートは上半期チャートが発表されない見込みのため)を用いて、上半期表彰を6月中に発表する予定となりました。
訂正:Billboard JAPANの上半期ダウンロードチャートは10位までが発表されました。そのため、選考基準を一部変更します。
 また上半期表彰に限り、オリコンのCD売上ランキングを選考基準の一部として復活させます。更にアルバムからの選出についても、ダウンロード限定作品を考慮するよう選考基準を変更いたします。
 年間表彰では昨年を最後にUSENからの選出枠を終了し、新たにBillboard JAPANのストリーミングチャートからの選出とする予定です。

 加えて、2011年から同時開催として行われております「Green Hill Music Trial」につきましても上半期のチャート上位に加え、将来性を見込めるアーティストの発掘との意味で、Billboard JAPANのラジオ部門を新たに選考基準として追加します。

 これにより今期の上半期、ならびに年間表彰の選考基準は以下の通りとする予定です。今季の変更点

Billboard JAPAN シングルルックアップチャート上位(上半期4組、年間3組)Billboard JAPANの上半期期間に準ずる
Billboard JAPAN Hot100上位(上半期4組、年間3組)※
Billboard JAPAN Hot Albums上位(上半期4組、年間3組)
Billboard JAPAN Download Songs上位(上半期4組、年間3組)上半期は発表分(上位10曲)のみ選考対象
オリコン デジタルシングル 上位(上半期のみ4組)Billboard JAPAN Download Songsを優先
Billboard JAPAN Streaming Songs 上位(年間のみ3組)
Billboard JAPAN Radio Songs 上位(Music Trialのみ選出対象)
Green Hill Music Chart格付け上位(上半期4組、年間5組)上記5項目の選出を優先する

※ CDセールスランキング(上半期:オリコン、年間:サウンドスキャン)の順位を総合チャートで上回った曲が対象(同数の場合はルックアップの順位が同数以上が条件)。シングルCD表題曲以外の楽曲、ダウンロード販売のみのアルバムは無条件で選出。上半期は総合チャートの期間をオリコンの上半期期間に合わせる

 「Green Hill Music Camp 2018」は6月末(今年は6月29日・30日に変更)、「Green Hill Music Grand Prix 2018」は12月28・29日に発表予定となります。果たして誰が選出されるのか。どうぞお楽しみに。