2018シーズン第51節(主に11月14日リリース作品)結果
Green Hill Music Chartと格付けにつきましてはこちらをご覧下さい。2017年シーズンからBillboard JAPAN Hot 100でのチャート要素の1つであるルックアップ(推定CD稼働)のランキングを格付け要素として発表します。なお、ルックアップの要素がどのようなものかは、その他のBillboard Japanの要素を含めこちらをご覧下さい(オリコンで来年度からスタートする合算ランキングとの比較を掲載しました)。
それでは、今週のランキングを発表します。
順位(先週の順位) 「作品名」歌手名(CDリリースからの経過週・レンタル開始日)
1位(初) 「帰り道は遠回りしたくなる」乃木坂46(レンタル開始12月1日)
2位(初) 「話がしたいよ/シリウス/Spica」BUMP OF CHICKEN(レンタル開始12月1日)
3位(2) 「Flamingo/TEENAGE RIOT」米津玄師(3週目・レンタル開始11月17日)
4位(1) 「君のうた」嵐(4週目)
5位(6) 「Lemon」米津玄師(36週目)
6位(7) 「Memorial」King & Prince(6週目)
7位(9) 「U.S.A.」DA PUMP(24週目)
8位(初) 「愁いのPrisoner/YOUR SONG」GLAY
9位(初) 「あなたとトゥラッタッタ♪/THE WAY I DREAM」DREAMS COME TRUE
乃木坂46とBUMP OF CHICKENによるS1同士の直接対決は乃木坂46に軍配が上がった。中心メンバーとして活躍した西野七瀬にとってのラストシングルとなるだけに注目を集め強敵を退ける結果となった。一方BUMP OF CHICKENは3A面のうちの2曲が先行ダウンロードで結果を残しており、CDの発売が待望されていたところもあるだろう。レンタルが解禁された米津玄師を上回っており、ベスト3はかなりハイレベルな戦いになったものと見られる。また乃木坂、BUMPとレンタルが未解禁であり、解禁後の推移も見守るべきだろう。
14日に発表された「NHK紅白歌合戦」の出場者、15日放送の「ベストヒット歌謡祭」と、年末に向けて音楽界が忙しくなるところ。年間チャートでも上位が期待される「Lemon」「Memorial」「U.S.A.」の3曲が揃ってランクアップした。8位にはGLAY、9位にはドリカムの新曲。GLAYは1年ぶり、ドリカムは4年8ヶ月ぶりとなったが今回は上位勢の層の厚さに阻まれた感がある。ただドリカムは朝ドラ主題歌なだけに、息の長いヒットになる可能性があるだろう。
11位から20位まででは、15位にTrySailが初登場。こちらも今回は順位の面で割を食っているか。レンタル解禁後の1週間を迎えた藍井エイルが12位まで浮上。ここからどこまで粘れるか。また新曲リリースにより乃木坂の前作「ジコチューで行こう!」が34位から20位に再浮上している。
以上が今週のランキングでした。
さて来週は早くも2018年度の最終節となるが、現在格付け9位のback numberが登場。今回がS1昇格戦となり、きっちり昇格を決めて今季を締めくくりたいところだ。東方神起は相手が厳しく、ここはきっちり上位を確保したところだろう。来週のチャートも、どうぞお楽しみに。