第47節は注目の対決が2つ組まれ注目を集めた。まずはお互い直接対決となった第14節以来のリリースとなったNEWSとコブクロの直接対決。結果はNEWSがコブクロを返り討ちにすることに成功した。これでデビューからの連勝を7に伸ばすと共に、26.3万枚と言う初動はデビューシングルに次ぐ高水準と、非常に状態面が良いところを再度見せ付けた結果となった。またしても2位になったコブクロは11.2万枚と、さすがに前作ほどのタイアップ効果はなかったものの、昨年からの水準で考えれば決して悪い数字ではない。お互いに今後も期待が持てる首位争いとなったと言えるだろう。
一方、avexのNo.2、No.3による直接対決となった倖田來未と大塚愛の直接対決は、お互い数字が伸び悩む結果となってしまった。順位的には3位とこの争いを征した倖田來未ではあったが、スタートの良さを活かしきれず前作割れ。大塚愛に至っては2週目のMr.Childrenにも抜かれ、前作から大幅減となる5位に甘んじる結果となってしまった。この結果が果たして来週のベストヒット歌謡祭にどう影響を及ぼすのか?(直前予想は改めてお送りいたします)
その大塚愛にあと一歩のところまで迫ったのがASIAN KUNG-FU GENERATION。久々と言う点を考えれば前作並みの初動は満足のいく結果か。ところがこのアジカンに迫る伏兵、アニメ「REBORN!」の雲雀恭弥 vs 六道骸が日曜付けのデイリーチャートで4位まで上り、週間7位と大波乱を演出した。人気作品だけに今後の動向を気にする必要があるだろう。8位争いは三つ巴の戦いとなり、ナイトメアがこの接戦を征し8位、月島きらり starring 久住小春(モーニング娘。)は9位、w-inds.は10位と言う結果となった。とは言えこの8位争いは2.5万枚での争いで、今週のトップ10は非常にレベルの高い争いとなった。RIP SLYMEは12位だが先行シングルでこの結果なら評価を落とす必要は無い。「創聖のアクエリオン」は最終補正がほとんど効かず14位と言う結果となった。
第48節は明けて14日リリースの曲が初登場の中心となる。今週トップのNEWSが4年前にデビューしたあのイベントで、新たなユニットが登場する。
一番人気はHey!Say!JUMP。先のHey!Say!7のメンバーを再編成し、Hey!Say!BESTの5人を加えジャニーズ史上最多となる10人編成でデビューを迎える。ただHey!Say!7の時の売り上げは(東方神起から売られた喧嘩を買って)吊り上げられたものであり、その点がどう数字に出るのかが懸念される材料ではある。
一方今回は追う立場のL'Arc-en-Ciel。次週のアルバムからの先行シングルである点から今回は不利な点は否めない。限定販売+DVD付きと言う付加を付けてなんとか10万割れを防ぎたいところだ。
UVERworld2週目のNEWSを追う形となりそうだ。その一方苦戦しているのが東方神起。上昇度の高そうなGreeeeNとTHE BACK HORNに追われる展開となっている。この争いにはハロプロのアテナ&ロビケロッツとGARNET CROWも加わりそうで、下位の争いは新旧入り乱れての混戦模様となりそうだ。
新しい面々でチャートがリフレッシュされるのか? ハイレベルな戦いとなった前節からの生き残りも見逃すな。
オリコン
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追記:上位売り上げ予想
Hey!Say!JUMPの予想初動売り上げは19万枚前後と見られます。またL'Arc-en-Cielも10万枚を突破するペースで現在推移しています。