第29節の見どころ（波乱の予感があったものの首位争いはあっさり決着へ。中盤以降は混戦となりそうだ）
順位は火曜付けデイリーチャート
１位 Hey!Say!JUMP（６連勝中・前作15.1万枚）２種→３種
前作はタイアップ効果の低下により売上が減少。今回はパッケージ数を多くして望んだが、スタートは11万枚を超える数字を叩き出し、強豪が揃った週だったもののきっちりと抜け出すことに成功した。ただリリース直前になり、メンバー森本龍太郎の喫煙現場をスクープされ、これは予約以外となる部分（水曜付け以降）での伸びに影響が及ぶ可能性がありそうだ。
推定初動枚数：26.6万枚（計算上はこの数字だが25万枚を下回るぐらいになるか）
２位 KARA（前作１位・12.3万枚）
表題曲がLG Electronics「Optimus bright L-07C」CMソング。カップリングがダリヤ「Palty」CMソング。前作は堂本剛を下しての首位獲得で今回もジャニーズ勢が相手となったが、スタートは前作をやや下回るスタートとなり連勝の可能性はほぼ潰えてしまったようだ。事務所問題も一段落し、調子を上げて行きたいところだったがどうなるか。
推定初動枚数：11.7万枚（まだまだ取り返せる範囲。２位は安泰であとは売上を落としたくないところ）
３位 ノースリーブス（前作２位・8.2万枚）
AKB勢の勢いから首位争いの可能性も囁かれたが、スタートは前作を若干上回るぐらいとなり、これではKARAにも追いつけない見込みとなった。さらに３位争いでも今日時点ではまだ安泰ではないだけに、水曜以降の推移ではベスト３入りを逃す可能性もある。
推定初動枚数：8.4万枚（推移次第では前作比減の可能性がある）
４位 L'Arc-en-Ciel（前作２位・8.1万枚）２種→３種
シングルリリースは１年５ヶ月ぶり。映画「鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星」エンディング曲（７月２日公開）と「レコチョク」CMソング。人気アニメのタイアップでパッケージ数増と好条件が重なり、水曜以降ノースリーブスを逆転すれば週間でも逆転する可能性が見えてくるだろう。
５位 YGA（前作10位・1.2万枚）２種→３種
テレビ東京系「ピラメキーノ」エンディング曲。前作と同じタイアップで望んでいるが、今回はパッケージ数を増やしており、まずは新譜５番手争いの先頭に立つことが出来た。ただ前作は２週目で201位以下に落ちているだけに急落が心配されるところだ。
６位 miwa（前作11位・1.1万枚）
カップリングが映画「鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星」主題歌。L'Arc-en-Cielと同一タイアップだが、こちらはパッケージ数を増やさず望んでいる。タイアップ公開はL'Arc-en-Ciel程では無い可能性が高いが、ベースアップになる可能性は高いだろう。
７位 真野恵里菜（前作13位・1.2万枚）
miwa同様、前作はレベルの高いトップ10争いから脱落した形になっているが、同様の推移を見せるYGAに順位２つの差を付けられたのは気がかりなところ。今週もトップ10争いは油断できない展開となるだろう。
８位 フェロ☆メン（前作９位・1.1万枚）
シングルリリースは１年３ヶ月ぶり。久々と言う事を考えればこの位置からのスタートはまずまずと言える。ただ前作実績では不利で、上積みにも疑問符が付くだけに何とか上位をキープし続けたいところだ。
９位 Superfly（前作５位・1.7万枚）２種→１種
２週間前にリリースしたアルバム「Mind Travel」からのシングルカット。１曲入り\555での販売となっているが、条件的には上位に踏みとどまるには苦しいか。ここでの記録は参考外と見ていいだろう。
10位 GARNET CROW（前作４位・1.4万枚）
シングルリリースは１年２ヶ月ぶり。日本テレビ系「フットンダ」エンディング曲。前作とはタイアップの違いがあるだけに、久々と言う事を含めこの順位と言うのは仕方の無いところか。なるべく売上減を防ぎたいところだろう。
