“8年ぶりの”サッカー・ワールドカップ、ドイツ大会がいよいよ今日開幕する。今日はこの話題で持ちきりだと思われるので私も便乗してグループリーグの予想です。
A組(ドイツ、コスタリカ、ポーランド、エクアドル)
いくら順調さを欠いているとは言えドイツのGL突破は間違えないだろう。ここはあと1枠を巡っての争いとなりそうだ。普通に考えればポーランドだが、コスタリカも侮れないところ。初戦のドイツ戦で勝ち点を上げることが出来れば一気に勢いに乗るのではないか。エクアドルはやはりホーム以外での戦いは分が悪いので苦しい戦いを強いられそうだ。
B組(イングランド、パラグアイ、トリニダード・トバゴ、スウェーデン)
優勝候補の一角として上げられているイングランドは、39年間に渡り勝てていないスウェーデンと同組。優勝のためには最後に当たるスウェーデンを倒し、呪いを解いておきたいところだ。「ここでも…」と言うことになっても残りの2チームは苦しいだろう。一応、パラグアイの方を上と見るべきだが…。
C組(アルゼンチン、コートジボアール、セルビア・モンテネグロ、オランダ)
アフリカ最強チームは「死」の組に入ると言う慣例行事は今回も健在だった。アルゼンチンとオランダが有利に見えるが、一つ間違えれば状況はガラリと変わってしまうだろう。各チーム攻撃力は十分整っているので、守備力が勝敗の鍵を握りそうだ。
D組(メキシコ、イラン、アンゴラ、ポルトガル)
シード国となったメキシコはベスト8が至上命題。とは言え1回戦の相手がC組となると結構苦しいか。メキシコとポルトガルが順当に勝ち上がりそうだが、イランがなんとか風穴を開けて欲しいのも事実。アンドラの苦戦は必至だろう。
E組(イタリア、ガーナ、アメリカ、チェコ)
チェコにネドヴェドが入ったことでいっそう混戦模様が増しそうだ。イタリアとチェコが一歩リードしているが、アメリカとガーナも差が無い位置にいる。お互いスピードが持ち味だけに、これでひと波乱を起こせるか。
F組(ブラジル、クロアチア、オーストラリア、日本)
ブラジルはクアトロ・マジコと呼ばれる史上最強クラスの4人+1で相手を寄せ付けないだろう。問題のもう一枠だがやはりクロアチアがリードしていると言っていい。オーストラリアと日本に付け入る隙はなさそうだ。
G組(フランス、スイス、トーゴ)
ヨーロッパ予選でも同組だったフランスとスイスが同居。最後まで首位争いをしていた両チームがここは順当にGLを突破してくるのではないだろうか。トーゴはアデバヨールの突破に望みをかける。
H組(スペイン、ウクライナ、チュニジア、サウジアラビア)
スペインとウクライナでここは順当だろう。注目はやはりシェフチェンコがどれだけの活躍を見せるか。かなりのマークは必至だろうが、それをどうかいくぐるか。チュニジアとサウジアラビアはそこに隙があれば飛び込んでみたいところだ。
となると、やはり開幕戦は注目ですね。今のところ、
◎ イタリア
○ ブラジル
▲ イングランド
△ スペイン
が私の予想です。