今季の格付け、及び表彰選出方法について

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 このブログではCDシングル売上チャートである「Green Hill Music Chart」と、上半期・年間の各音楽チャートを元に選出する「Green Hill Music Camp」「Green Hill Music Grand Prix」を発表しています。ここでは今年のこれらに関する順位付け、ならびに選出方法についてお知らせします。

 まず「Green Hill Music Chart」の格付けについてです。基本的な格付け方法につきましてはこちらをご覧下さい。要は週間チャートでの順位と同一週にリリースした相手との位置関係で格付けが変動する方式となっています。
 同一格での最終的な順位付けに関しましては、昨年はBillboard JAPAN Hot100年間ランキングの各アーティスト最高順位(シーズン中にリリースした曲、昨年の場合「R.Y.U.S.E.I.」は対象外)で順位付けをしていましたが、今年に入り(今季の途中から)Billboard JAPANにおいてCD売上の調査元であるサウンドスキャンがAKB系の劇場盤などを販売するキャラアニ.comや、アイドル系の独自特典を付属して販売するforTUNE musicの売上を計上するようになり、その前後において大きな差が生じるようになりました(具体例で言えばAKB48唇にBe My Baby」は初動18.6万枚だったが、「君はメロディー」は同141.8万枚だった)。
 今回のこの変更はその前後においての影響が大きいと判断し、今年の最終的な順位付けは、Billboard JAPANの要素の一つであるルックアップの年間ランキングで最終的な順位付けを行いたいと思います。ルックアップの要素に関しましては当ブログでも毎週取り上げております「CDの稼動を集計したランキング」となっており、実質特典効果を排除したCDランキングとして注目を集め始めています。なお、この要素の期間範囲検索は有料コンテンツとなっているため、具体的な順位の明記は自粛いたします。あらかじめご了承下さい。

 続きまして上半期、及び年間表彰についてです。

 昨年の上半期表彰では上記のGreen Hill Music Chart格付け、Billboard JAPAN、レコチョクの上半期チャート上位、Green Hill Music Chart週間ランキングにおけるトップ10入り回数上位(作品単位)、ならびにBillboard JAPAN上半期チャートでシングル表題曲以外の楽曲上位から20組。年間表彰では上記の年間チャート上位に加え、USENの年間ランキング上位から紅白20組ずつを選出していました。中でもGreen Hill Music Chart格付け上位はシード権の扱いとして半数(上半期表彰10組、年間表彰紅白10組ずつ)を選出していましたが、格付けに入るにはシングルCDのリリースが必要なため、シングルCDに関する選出比重が高い状態となっていました。加えて今年に入り配信で先行解禁される楽曲が目立つようになってきており、その現状も加味する必要性も増してきています。
 そこで今年の上半期表彰「Green Hill Music Camp 2016」から、各要素における選出者を均等にするようにいたします。加えてBillboard JAPAN、週間ランキングトップ10入り回数の要素を廃止して、ルックアップ単独要素での上半期、及び年間ランキングでの選出枠に変更します。Billboard JAPANでのシングル表題曲以外の楽曲上位に関してはCD売上の要素が絡まないため、これは継続して選出枠として今年も使用します。

・ 上半期、及び年間表彰の選出要素
Green Hill Music Chart格付け上位(10組→上半期5組、年間4組)
Billboard JAPAN Hot100上位(シングル表題曲以外で上半期5組、年間4組)
Green Hill Music Chart週間ランキングトップ10入り回数上位(廃止)
Billboard JAPAN ルックアップチャート上位(新設・上半期5組、年間4組)
レコチョクランキング上位(2組→上半期5組、年間4組)
USEN年間ランキング上位(年間のみ上位4組)

 新たな要素を加える可能性がありますが、今回はこの要素で表彰者を選出する予定です。「Green Hill Music Camp 2016」は7月の3連休、「Green Hill Music Grand Prix 2016」は12月28・29日に発表予定となります。どうぞお楽しみに