2020シーズン第48節（10月19日～10月25日）結果
今季からGreen Hill Music Chartは大幅リニューアルを行い、Billboard JAPAN Hot 100のチャート要素であるルックアップ（推定CD稼働）に加え、ダウンロード、ストリーミングの週間チャートを取り入れ３要素の週間チャートを元に順位付けします。なお、各要素がどのようなものかは、その他のBillboard Japanの要素を含めこちらをご覧下さい。
※ 第40節から、今まではMV再生数として扱われていたYouTube Musicの再生数が、ストリーミング数に編入されました。また有料アカウントと無料ユーザーでの再生数の比率によりストリーミング数とストリーミングでのポイントが逆転する場合がありますが、ここではストリーミングでのポイント（Billboard JAPAN発表のStreaming Songsの順位）で順位付けします。
それでは第48節の結果です。
LiSA「炎」がダウンロード、ストリーミング、ルックアップの３部門全てで１位となりパーフェクトを達成し２週勝ち抜き。パーフェクト達成はOfficial髭男dism「I LOVE…」が今季第16、17節で記録して以来、現在の集計方式になってから２曲目の記録となる。ダウンロード売上は１週目の数字を維持し13.6万DL、ストリーミングでは週間最高記録を大幅に更新する1890万再生を記録。全世界のダウンロード売上とストリーミング回数によるBillboard Global 200では８位（アメリカ圏を除いたGlobal Excl. USでは２位）に、ほぼ日本だけの数字で入るだけの大きな記録となった。
今週は４位まで変動無し。「紅蓮華」は各要素で順位を伸ばし20ポイント台に再突入。「Dynamite」はポイントを落としたが、「夜に駆ける」はポイントを維持した。なお「竈門炭治郎のうた」が大きく順位を伸ばし６位。「from the edge」も順位を伸ばし「鬼滅の刃」の勢いはしばらく続きそうだ。
初登場は５曲。A.B.C-Zは３位に入ったものの３週目のSnow Manを上回れず苦戦。SEKAI NO OWARIはドラマ「この恋あたためますか」主題歌。第１話放送翌日から早速配信が始まった。シングルCDは12月16日にリリースされる。虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会は「ラブライブ」の新シリーズ「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」主題歌。今回はグループではなくソロ活動がメインとなるため、名義はCD表題曲によるだろう。aikoは40枚目のシングルがルックアップでポイントを獲得。RAISE A SUILENはアニメ「アサルトリリィ BOUQUET」主題歌。元々バンドリのバンドだが、別作品の主題歌も歌っている。また「猫」がチャート復帰を果たしている。
そして今週の結果をもって、今季残り４週を残してLiSA「紅蓮華」のシリーズチャンピオンが決定。また今週のチャートでOfficial髭男dism「Pretender」が脱落したため、「紅蓮華」が唯一今季第１節からチャートインを維持している曲となった。
つづいて、今週の結果を受けてのアーティストランキング上位40組はこのようになりました（ポイントの増減に伴う順位変動に対し赤文字、青文字表記）
今週トップ10に変動は無し。上位ではBTSが11位に浮上。10位NiziUとの差は少し差があるが、今季中にトップ10入り出来るだろうか。それ以下ではBUMP OF CHICKEN、SEKAI NO OWARI、DISH//が浮上。DISH//はようやく40位圏内にランクイン。更に順位を伸ばせるでしょうか。
全ての結果につきましては、こちらからご覧ください。
以上が今週のチャートでした。
さて来週はCDリリース勢ではAfterglowが唯一前作実績者とメンバーが乏しいところ。配信勢では３ヶ月連続配信リリースの第１弾となるMAN WITH A MISSIONが鬼滅隊にどう挑むか。驚異的な数字を出し、関連曲も絶好調の鬼滅隊の勢いは止まらないのか。来週もぜひご覧ください。
お知らせ：
11月１日に神田神保町のベルサール神保町において、当同人サークルが参加する「おもしろ同人誌バザール９」が開催されます。今回も前回同様ベルサール神保町アネックスとの２場開催（大阪でのサテライト開催はありません）となります。当サークルは昨年と同じく、紅白歌合戦の出場歌手予想本を発刊予定です（もう１冊、早押しクイズの本を出そうと思いましたが、今回は断念します）。今回は入場料1,000円を徴収しますが、それに似合うだけの一風変わった同人誌が目白押しですので、お時間がありましたらぜひお越しください。
