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来月発表予定のGreen Hill Music Camp 2023について、また一部選出曲についての報告がありますので、記事にしてまとめておきます。なお、以前発表した内容につきましては、以下のリンクから参照してください。
今年の上半期表彰となりますGreen Hill Music Camp 2023のうち、昨季下半期と今季上半期の変則年間ランキングによるGreen Hill Music Review 2022-2023を6月17日に発表予定ですが、今季から選出枠を合計8組に拡大します(当初10組の予定でしたが、8組に変更します)。これは従来の年間ランキングにおいて上半期や前年下半期にリリースされた曲が強く、当年下半期にリリースされた曲が年間ランキングに食い込みづらいための救済措置的な役割を担わせるため、今回から選出枠を拡大させます。
選出対象となるランキングから上位2組ずつ、計8組が選出され、残る2組は第26節終了時点でのArtists 50上位から選出となります。変則年間ランキングから選ばれる8組が誰になるのか、ぜひ心待ちにしていただければと思います。
つづきまして、選出曲についてです。
昨年末の配信番組がきっかけでリバイバルヒットとなった宇多田ヒカル「First Love」についてですが、この曲がタイトルナンバーとなっているアルバムが、日本において歴代最高売上(オリコン調べで765万枚)を記録しているアルバムCDとなっており、過去に選出された楽曲は選出の対象外となる現在のルールに当てはめると、改めてここで選出する必要性が無いため、この曲については「名誉的な意味での選出対象外」とさせていただきます。
また今後もこのようなリバイバルヒットにより過去の楽曲がチャート上位に食い込む可能性があるため、Music Grand Prix、Music Camp創設以前となる年間表彰では2006年以前、上半期表彰では2007年以前の楽曲については過去の実績をふまえ、選出すべきかどうかを判断します(「ダンシング・ヒーロー」については、おそらくOKなはず)。
そして審議の対象となった曲があります。BE:FIRSTの「Smile Again」です。
この曲の初動週での推移に不自然な部分があるとして調べた結果、有料オンラインサロンにおいてこのグループの発起人であるSKY-HIが遠巻きにチャート1位を諦めたくない趣旨の発言をした事により、ファンを扇動する形となり、主にダウンロードを中心に購買活動が活発化した事が判明しました。
本来であれば有料オンラインサロンでの発言は公にするべきでは無いのですが、今回このような不自然なチャートアクションが見られた事により一部結果が入れ替わる事態に発展したため、この件は看過するべき内容では無いものとして別途発表する必要があるものとして取り上げました。
従いましてこの曲については通常より重いペナルティを与えます。まず年間(上半期)ランキング上位での選出からの除外。更にワイルドカード選出において初動週で獲得した28Pt.を全て除外します。またこれとは別に、審査により除外されるポイントが発生する可能性があります。
今後同じような事が発生、または判明した場合、BE:FIRSTを年間・上半期表彰から永久追放する可能性もあります。正直そこまでやりたくないのですが、今回発起人であるSKY-HIの発言がきっかけとなってしまった点が「軽率な発言だった」と言えてしまうため、警告処分的な判断をせざるを得ませんでした。ファンの人(BESTY)は改めて、本当に1位を取る事だけが重要なのかを考えていただければと思います。
上半期の集計期間は28日に終了し、今週発表の第26節の結果をもって上半期の結果が確定します。Green Hill Music Camp 2023の選出者発表まで、今しばらくお待ちください。