オリコン:06-07シーズン第5節展望

 レベルの低さにも助けられた感もあるが(トップ獲得時の売り上げ枚数としては歴代ワースト3位)、話題のテノール歌手秋川雅史が第4節でトップを獲得。第5節ではさらに売り上げを伸ばしそうな勢いである。しかしその第5節は、今年最初の大一番と言っても良いすばらしいメンバーが揃った。主に明日17日発売のシングルが登場する。

 上位を競うであろう3組はいずれもここ3作中2作で首位を獲得している強豪ぞろい。唯一前作1位になっているGLAYが、やはりここでは1番手評価と見ていいだろう。2週間後にリリースされるアルバムからの先行シングルだが、5万枚の限定版を4種用意するなど抜かりは無い(もちろん、多種リリースによる批判もあるが)。これを追いかけるのはGLAYとコラボ経験のあるEXILE。2ヶ月連続のリリースになるが、前との差は詰められない距離ではない。また平井堅も話題の映画主題歌だけに侮れない存在となりそうだ。状態と勢い、実績から三すくみの状態になる可能性も否定はできない。

 前作2位に入ったYUIは前作の勢いをどこまで維持できるか。w-inds.木村カエラとの順位争いとなりそうだ。椎名林檎もトップ10圏内に食い込む可能性は十分。kannivalismはここで真価が問われそうだ。

 三つ巴となった今年最初の激戦区を制するのは誰だ?