第１８節結果（上位に残りたければ生き残らなければならないが、逃げ切れたのか？）
１位 BUMP OF CHICKEN（別楽曲での２週勝ち抜き）
推定差 １千枚（+1.12%）
連闘で望んだ一戦は２枚同時購入を見越した分もあり先週よりスタートの数字は高いものとなった。ただそれでも前々作の数字には大きく及ばないスタートとなり、伸びも先週を僅かに下回る形に。結果１０万枚は何とか超えたものの、これが２週連続リリースの影響かどうかは次を見てみないと分からないだろう。
２位 aiko（３連勝ならず）
映画は発売時点で公開中、さらに今回は１種リリースと言うこともあり前作より低い数字でのスタートとなった。ただ伸びは前作以上のものがあり推定値をオーバーし５万枚台に乗せる事に成功。とは言えこの数字では再び首位獲得となると相手を選ぶ必要がありそうだ。
３位 DOES
４番手からのスタートだったが、週を通じて好調をキープする事に成功。週末には映画公開効果も加わり前作は１千枚にも満たなかった初動売上は３．３万枚まで引き伸ばす事となった。ただ肝心なのは次回作でありここでいつもの順位に戻っては何の意味も無い。
５位 ノースリーブス
３番手からのスタートだったが、DOESの好調な売上の前に順位を後退せざるを得ない状況となってしまった。ただ売上・順位共に前作から伸ばしており、AKB関連の好調を維持する形となった。なお、今週はここで２．６万枚。先週までと比べれば格段にレベルは上がっている。
７位 Girls Dead Monster
金曜リリースで他の新譜とは２日遅れで登場したが初日４位と好発進。土曜日にはアニメ関連ながらタワーレコードでイベントを行い一気に順位を７位まで押し上げる事となった。なお、５月と６月のリリースは水曜リリースとなっており、これ以上の数字が出る可能性もある。
８位 斉藤和義
スタートは７番手。デイリーチャートでは確実にトップ１０圏内をキープしつづけたものの、Girls Dead Monsterの強襲により順位を一つ落とす事となった。２種とパッケージを増やしたもの効果があってか、前作から売上は倍以上となり２度目のトップ１０入りとなった。
９位 SPEED
スタートは６番手だったものの徐々に後退し、斉藤和義に逆転を許す結果となってしまった。売上も前作の２／３となってしまい、復帰後から売上が先細りしているのが気がかりである。
１０位 フレンズ／まいける＆はなか
フレンズの前作は昨年の「２７時間テレビ」主題歌と言う事もあり好成績を収め今回も期待されたが、初日９番手と大きく出遅れそのままペースを戻す事が出来なかった。ヘキサゴン関連のユニットもここ最近は結果が振るわない状態が続いているが、今までが良すぎたとも言えるだろうか。
その他
１２位 スフィア
１３位 THE BACK HORN
２２位 秋元順子
スフィアは前作の売上を維持し１２位。日曜日に急落したもののそれまでは安定していた。今週はここまでが１万枚台で８週間ぶりにトップ１０が１万枚台の水準をクリアした。THE BACK HORNは徐々に順位を落としてしまい、スフィアの差は安定していた分と専門店補正の差と見られる。３０位スタートと大きく出遅れた秋元順子だったが、着実に順位を伸ばし２２位まで持ち直した。ただ前作からは半減以下となっている。
月曜付デイリーチェック
首位は引き続きBUMP OF CHICKEN。こちらは１週間首位を守り続ける事となり、ORANGE RANGE以来となる“異なる楽曲での同一アーティスト２週連続１位”と言う記録を樹立する事となった。今週も２万枚近い数字が出そうだ。２位の坂本冬美は週間では６位と順位を落としたものの、売上はそれほど落ちてはいない。月曜付けの数字も先週比微減と依然好調をキープしている模様。BUMP OF CHICKENとの順位争いとなるか。３位はDOESが入り、彼らにとってこれからは、新規ファンを増やすための戦いになると言える。今週も１万枚を超えてくるか。
第19新譜紹介
昨年放送されたアニメの中でも最大の話題作となった「けいおん！」。その第２期シリーズである「けいおん！！」の主題歌ＣＤ２枚が登場。昨年はゆずに競り勝ち人気の高さを示す結果となったが、今回はその相手が不在。アニソンでキャラソンがオリコンを征すると言う前代未聞の展開となりそうだ。タイアップを考えると中川翔子がそれに続く形も考えられ、田村ゆかりも含め上位はアニソンが独占する展開もありえるだろう。℃-ute、lecca、ヒルクライムはこの状況を打破する事が出来るのか？
来週以降のリリース情報はこちらから
http://blogs.yahoo.co.jp/amano_redstar/63266708.html
