W杯3日目・展望

2日目結果より
 韓国が良かったと言うより、ギリシャの不甲斐なさが目立ったような。ナイジェリアをどうにかできて初めて評価するべきかな。アルゼンチンはまだ出来上がりきってないのかな? ナイジェリアもチャンスがあったようだが、ギリシャが一歩後退なのは言うまでもないかな。
 アメリカは昨年ほどではない印象。イングランドはGKの大ポカだけと言う見方は出来なくは無い。この1-1は、どちらかと言えばイングランドの方が評価できそうかな。


グループC
アルジェリアスロベニア
 エジプトとのプレーオフを制し勝ち上がったアルジェリアと、ロシアとのプレーオフから本大会出場を決めたスロベニアとの一戦。アルジェリアにとっては中心選手の一人メグニが負傷となってしまい、攻撃面での不安が残る。しかも相手は守備に定評のあるスロベニアなだけに、相手守備陣をこじ開けられるかは微妙なところだ。

 C組はイングランドアメリカと抜けた存在がいるため、ここでの勝ち点3は是が非でも欲しいところ。予想はしっかりとスロベニアは守りきり0-1と予想するが、試合終盤まで0-0で進めばお互い前がかりの展開になりえる。そこがアルジェリアにとってのチャンスとなりそうだ。


グループD
セルビア-ガーナ
 予選ではフランスと同じ組に入りながら1位通過で本選出場を決めたセルビア。一方、前回初出場でベスト16に入り、アフリカ選手権でも準優勝となったガーナ。実力的にも拮抗しており好勝負となりえるカードだが、ガーナにとって大黒柱であるエッシェンの負傷は大きな痛手となるだろう。とは言えお互いに中盤はタレント揃いで、ここでの攻防が大きく試合の行方を左右しそうである。個人力より、組織的にどう相手を崩すかが見どころとなるだろう。

 ここは2-1で、メンバーが揃っているセルビアが優勢と見る。ただこのE組もドイツ以外は混戦が予想されており、競った展開となった場合は勝ち点を確保すると言う選択肢も出てきそうだ。


ドイツ-オーストラリア
 ドイツは予選を危なげなく無敗で乗り切り、2大会連続ベスト4の実力を見せ付けた。一方今回からアジア枠での出場となったオーストラリアも最終予選は無敗・1失点と文句なしの予選突破となった。ドイツにとってバラックが負傷なのは大きいが駒は揃っており若手にも期待が出来る。これにオーストラリアがどう挑むか。お互いフィジカルは強靭なものがあるだけに、それ以外の要素でどう出し抜くかと言う展開になるだろう。

 同じアジア予選を1位通過した韓国が奮闘しただけに、このオーストラリアの出来は、同じ組で予選を戦った日本のいい指針となるだろう。しかしここは一律の長があるドイツが無難に1-0で勝つのではないかと思われる。